『小さい頃は、神様がいて』第1話、天使すぎる息子・順くんに心がじんわり(感想)(ネタバレがあります)

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第1話を見て、「順くん、ほんとに天使だった…!」って声が多かったけど、それ、わかりすぎる。
小倉あん(仲間由紀恵さん)がスマホを見ながらふっと笑うあの瞬間、こっちまで幸せになった。
小倉渉(北村有起哉さん)との穏やかな朝、挽きたてのコーヒー、そして息子から届くLINE。
何気ない日常なのに、心がぽっと灯るような温かさがあった。

消防士の息子・順(小瀧望さん)がまっすぐすぎる

順(小瀧望さん)は小倉家の長男で、今は消防士として寮生活中。
礼儀正しくて、思いやりがあって、優しさがあふれてる。
朝、母・あん(仲間由紀恵さん)から「大丈夫? うまくやってる?」とメッセージを送ると、すぐに「大丈夫。大雨警報出てるね、気をつけて」って返信。
この一言で全国のお母さんの心が溶けたと思う。
忙しいのに、ちゃんと気遣いを忘れない息子。
あんが「天使か、君は」って思わず呟くのも納得。
小瀧望さんの演技、爽やかさの中にぬくもりがあって、まっすぐ刺さる。

“母と息子”のメッセージのやり取りが、静かな癒し時間

朝の光の中で豆を挽く音、カップから立ち上がるコーヒーの香り。
その時間に「順くんにLINEしよう」って思うあん(仲間由紀恵さん)の気持ちが、もう母そのもの。
順(小瀧望さん)から「考えすぎないで」「頑張ってれば必ず報われるから」なんてメッセージが届くたび、あんの表情が少しずつ明るくなる。
親から子へじゃなくて、子から親へ励ます関係が尊い。
スマホの小さな画面越しなのに、愛情の温度がちゃんと伝わってくる。
こんな優しい時間を見せられたら、ちょっと泣きそうになる。

“良い息子すぎる”順に漂う、少しの不安

SNSでは「順くん、いい子すぎて怖い」って声もあった。
たしかに、あまりにも完璧で、裏に何かあるんじゃ…って思わせるレベル。
でもそれがまた、このドラマの深さ。
岡田惠和さんの脚本って、優しさの中に必ず“影”があるんだよね。
順(小瀧望さん)の「大丈夫だから」って言葉、あん(仲間由紀恵さん)を気遣ってるようで、自分に言い聞かせてるようにも聞こえた。
その微妙な間が、見てて心をざわつかせる。

家族の絆が、静かに香るドラマの空気感

小倉家の朝は、派手さはないけど、生活の音がやさしい。
渉(北村有起哉さん)はどこか不器用で、あんはそれを包み込むように支えてる。
そして順(小瀧望さん)は遠くから、ちゃんと家族を想ってる。
レトロなマンション「たそがれステイツ」に流れる時間が、どこか懐かしい。
小さな日常の中で、家族の絆がじわじわ染みてくる感じ。
ドラマ全体が“静かな愛”でできていて、心がゆるむ。

天使のような順、でもその笑顔の奥に…?

順(小瀧望さん)は天使みたいな息子で、見てて癒される。
でも「天使すぎる」という言葉には、少しの影も含まれてる。
あの優しさがどこから来たのか、何か理由がありそう。
次回への余韻として、その“完璧さ”が逆に怖い。
笑顔の奥にある未消化の想いが、これから描かれるのかも。
あん(仲間由紀恵さん)の「天使か、君は」という台詞が、次には違う意味で響く気がする。

まとめ

第1話は、朝の一杯のコーヒーみたいに、静かであたたかくて、でも後味が少し切ない。
順(小瀧望さん)の優しさに癒されながら、どこかで不安も残る。
あん(仲間由紀恵さん)と渉(北村有起哉さん)の穏やかな生活に、何が影を落とすのか。
笑顔の裏の物語が気になって仕方ない。
優しいだけじゃないホームドラマの始まり方、じんわり沁みた。
(みかんてぃ)