『小さい頃は、神様がいて』、第8話の渉とあんの揺れ方が胸にくる(感想)(ネタバレがあります)

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第8話、見ながら胸の奥がざわざわして、なんか息の仕方忘れそうになった。
渉(北村有起哉さん)が酔っ払って帰ってきただけの朝なのに、あん(仲間由紀恵さん)が“離婚届”をそっと渡してくる展開、静かに突き刺さる感じ。
新しい部屋の話まで出てきて、いつもの小倉家のゆるい空気とは違う、ピリッとした痛さがずっと残る回だった。

二日酔いの朝に“離婚届”、渉(北村有起哉さん)の動揺がリアルすぎる

渉が先輩の定年祝いから帰ってきて、潰れたまま寝落ちした翌朝。
あん(仲間由紀恵さん)が何気なく差し出してきた紙が、まさかの離婚届。
あの一瞬で部屋の空気が変わった感じ、見てる側まで体温下がった。
渉がコーヒーこぼして慌てるのも、軽く渡されるのが嫌って訴えるのも、全部“まだ受け止めきれない必死さ”がにじんでて苦しくなる。
あんは淡々としてるようで、内側にはいろんな感情が渦巻いてるのが見えて、夫婦ってこんなにすれ違うんだって実感した。

あん、もう新居を契約済み。知らなかった渉の動揺が切ない

あんは離婚後に住む部屋を既に借りていて、採寸に行くと言い出す。
何も知らなかった渉は、あまりの置いてけぼり感に困惑しながら「自分も行く」と申し出る。
そこへゆず(近藤華さん)まで同行すると言い、さらに順(小瀧望さん)まで合流する流れ、バタバタしてるのに妙に人間味があって面白い。
でもその裏で渉の気持ちはずっと追いつけてなくて、見てて苦しくなる。
新居へ向かう車内の空気も、笑えるのにちょっとつらい。

新しい部屋で爆発しそうになる感情、あんの“憤怒”という秘密

あんの借りた部屋に着いた瞬間、渉がセキュリティに文句つけるの、悪気はないのに“あ〜この感じ…”ってなる。
そこであんが、怒りを覚えるたび心に“憤怒”という言葉を浮かべて落ち着かせてきたと打ち明けるのが切ない。
夫婦で長く生きてきて、きっと何度も飲み込んできたんだろうなって分かって、胸の奥がじんと熱くなる。
そのあと4人でお寿司食べながら笑ってるのに、あんの表情だけ複雑で、ああもう心が追いつかないってなる。

奈央(小野花梨さん)と志保(石井杏奈さん)の門出と、住人たちの優しさ

二人がスーパー銭湯を辞める日、いつもの“たそがれステイツ”メンバーがサプライズで送り出すシーンは、温度がほんと優しい。
草刈正雄さん演じる慎一や、さとこ(阿川佐和子さん)たちが嬉しそうに見守る姿が、コミュニティとしてのあったかさ全開でじんわりする。
このあたたかさが小倉家を包んでるから余計に、渉とあんの距離が切ないんだよね。

凛と真に背中を押されてのハグ、渉の気持ちがまっすぐで泣ける

子どもたちの“ハグしなよ”という無邪気な一言で、渉とあんがぎこちなくハグするシーン。
ここ、呼吸止まった。
渉がハグしたまま、「離婚が決まってからどんどんあんのことが好きになってる」とみんなの前で言うの、恥ずかしいほどストレートなのに全然嫌じゃない。
むしろ不器用で不安定なのに、まっすぐで優しくて、泣きそうになる。
あんの「バカじゃないの」という言葉の裏に、揺れ動く気持ちが見え隠れしてて、胸がきゅっと締まった。

まとめ

第8話は、渉(北村有起哉さん)とあん(仲間由紀恵さん)の距離がゆっくりほどけていくようで、でも確実に切なさが積み重なっていく回だった。
新居のこと、すれ違いの積み重ね、“憤怒”の秘密、そしてあのハグ。
全部が一つの夫婦の長い時間を感じさせて、痛いのにあたたかい。
渉の不器用なほどの好意も、あんの揺れる心も、どっちもリアルすぎて胸に残る。
離婚届があるのに、まだ終わってない感じがするこの関係、次が怖いのに気になる。
(ゆめのん)