第7話、静かに始まったはずなのに、奈央(小野花梨さん)と志保(石井杏奈さん)の会話ひとつで気持ちがふっと温まって、そのあと急にうるっときてしまう流れが本当にずるい。
2人が夢をあきらめそうになる瞬間の切なさも、そこから一気に希望に変わる流れも、全部が丁寧で柔らかい。
渉(北村有起哉さん)やあん(仲間由紀恵さん)たちとの距離がじわじわ“家族”になっていく雰囲気もあって、心がじんわりあたたかくなった。
なおしほの“いつかキッチンカーを”という夢が揺れた瞬間
奈央(小野花梨さん)と志保(石井杏奈さん)がずっと語ってきた「キッチンカーを開く」という夢。
リサイクルショップの店員(西川瑞さん)に手付金まで払って、小さな前進を掴んだはずなのに、現実の重さがじわっと押し寄せてきてしまう。
収入のこと、生活のこと、背伸びしただけじゃ届かない距離。
2人が静かに購入を断念する場面、言葉は少ないのに諦めの影がはっきり見えて胸がちくっとした。
夢を追うワクワクより、地に足をつける不安が勝ってしまう瞬間って、なんか妙にリアルでこっちまで胸が苦しくなる。
ゆず(近藤華さん)の行動力が優しすぎて泣ける
奈央と志保が諦めたことを知ったゆず(近藤華さん)が、1日だけキッチンカーを借りて「たそがれステイツ」全員で映像作品を作ることに。
その“応援の仕方”があまりに真っ直ぐで、優しさのかたまりすぎて心の奥が温かくなる。
あの子、誰かの背中を押すときに無理な圧をかけないのに、ちゃんと届く力を持ってる。
キッチンカーの前で嬉しそうに動くみんなの様子がまた形にならない幸せみたいで、見ていて自然と笑顔になる。
しんどい夢の続きに、ちょっと光を当ててくれる存在って本気でありがたい。
「どうせ無理だと思うのやめようね」からの希望の電話
数日後、奈央(小野花梨さん)が志保(石井杏奈さん)に伝えた「どうせ無理だと思うのやめようね」。
その一言、強がりじゃなくて、自分を抱きしめるみたいな前向きさで優しく響く。
志保の「頑張ってれば手届くよね!」という返しも、気持ちの芯がちゃんとある感じで素敵だった。
そんな2人のもとに、まさかの電話。
リサイクルショップの店員(西川瑞さん)が「あなたたちに使ってほしい」と言ってくれる流れ、泣くなってほうが無理。
月々のレンタル料を払えばいいという提案が、夢を“無理な挑戦”から“現実的な未来”に変えてくれた感じがして、胸の奥がふわっとした。
「家族みたいな人たちがいるので」この言葉の破壊力
嬉しすぎる提案を受けた2人が返した「家族みたいな人たちがいるので、それからでもいいですか?」
その言葉があまりに丁寧で、優しくて、ちゃんと周りの人を想っていて、一瞬で涙腺がゆるむ。
渉(北村有起哉さん)、あん(仲間由紀恵さん)、慎一(草刈正雄さん)、さとこ(阿川佐和子さん)。
みんなが少しずつ“他人”から“家族”みたいな関係に変わっていく温度があたたかくて、観ていて自然と呼吸がゆっくりになる。
たそがれステイツが柔らかい輪になっていく瞬間って、ほんとに尊い。
SNSの反応も涙と喜びの嵐だった
「なおしほの夢叶って良かった」「家族みたいで泣いた」「なおしほかわいすぎる」
そんな声が並びまくっていて、みんな同じところで刺さってるのがわかる。
キッチンカーおじさんの優しさに涙した人も多くて、画面越しの温度がSNSでも続いていた。
ゆずの行動がきっかけで夢が戻ってくる展開に「ドラマみたい」と言われてたけど、それをそのままリアルに感じるくらい自然だった。
こういう“じんわり染みる回”に弱い人、絶対多い。
まとめ
第7話は、夢の温度が一度下がってからまたふっと上がる、その揺れがとてつもなく優しかった。
奈央(小野花梨さん)と志保(石井杏奈さん)の前向きさ、ゆず(近藤華さん)の真っ直ぐな応援、そして渉(北村有起哉さん)やあん(仲間由紀恵さん)たち“たそがれステイツ”のあたたかい居場所。
ただのキッチンカーの話じゃなくて、人と人が少しずつ家族みたいになっていく物語だった。
胸の奥で静かに響き続ける回で、心がずっとぽかぽかしてる。
(みかんてぃ)

