文太(大泉洋さん)がのんきに動いている回だと思ってたら、ラストの四季(宮崎あおいさん)の表情が一気に空気を変えてきて、こっちの呼吸まで乱れた。
第5話、笑いと不安が交互に押し寄せてくる感じで、軽い気持ちで見始めた人ほど心を持っていかれるやつ。
四季の“悪夢”の意味が突然深いところに降りてくる瞬間、体温が一段下がった気さえした。
四季(宮崎あおいさん)に“吹っ飛ばしエスパー”が発現する衝撃
誕生日ケーキのロウソクを吹き消すだけだったのに、その息ひとつで文太(大泉洋さん)が縁側まで飛ばされるの、笑いながらも心のどこかで「やば…」ってなる。
四季のエスパーとしての能力が一気に可愛いから“危険寄り”に変化してて、彼女自身もまだ扱いきれてないのがにじむ。
「たこっぴ」に集まったメンバーが彼女を歓迎するシーンはほんとに温かくて、文太・桜介(ディーン・フジオカさん)・円寂(高畑淳子さん)・半蔵(宇野祥平さん)と並んで“ビットファイブ”として写真撮ってるのが微笑ましい。
でも楽しい空気の裏で、四季の能力が“報告すべきレベル”になってるって不安が少しずつ染みてくる。
兆(岡田将生さん)の緊急招集で空気が一変する
「ある組織が受け渡すアタッシェケースを奪って海に沈める」という、急に世界線を変えてくるミッションが降りてきて、コミカルさがスッと引き締まる。
人命がかかっているとわかった瞬間、文太(大泉洋さん)の表情も変わって、見てるこっちの心拍数も上がる。
そして兆(岡田将生さん)から“残れ”と言われた文太が告げられた衝撃の“使命”。
説明は短いのに、その重さがドンと胸に落ちる。
兆は何を知っていて、文太に何をさせようとしているのか。
四季の悪夢と何かつながっている気配が濃厚すぎて怖い。
決戦当日の“敵”の登場で一気に戦闘モードへ
文太たちの前に現れた敵の存在感、急にドラマの色調が変わったように見えてゾワっとした。
笑いとゆるさの中にいる彼らが、命を懸けたミッションへと切り替わる瞬間のギャップが大きくて、画面の温度がスッと冷える。
全員が“ちょっとだけエスパー”だからこその不安定な戦い方がリアルで、ぎりぎりのところで踏ん張る感じが妙に胸に迫る。
能力は派手じゃないのに、だからこそ必死さがストレートに伝わってくるのがこの作品の魅力だと思った。
そしてラスト…四季の“悪夢の顔”が兆(岡田将生さん)に変わる衝撃
今回の心臓バクバクはここ。
四季(宮崎あおいさん)がずっと見ていた“文太の死の悪夢”。
あの文太の顔が、突然兆の顔に変わって見えてしまう演出が強烈すぎて、体が一瞬動きを止めた。
なんで兆?
夫? 元旦那? 過去に何が?
四季の記憶の奥に隠された何かが、悪夢という形で漏れ出していたのかもしれないって想像が止まらなくなる。
SNSが「続き気になりすぎ」「いや無理、怖い」とざわついてたのもめっちゃ分かる。
あの表情一つで、第5話全体の空気が一段重くなった。
まとめ
第5話は“楽しい”“怖い”“切ない”が順番に押し寄せてくる、感情の波が忙しい回だった。
四季(宮崎あおいさん)の能力発現でほのぼの笑ってたのに、兆(岡田将生さん)の不穏さと四季の悪夢が一気につながりそうになって心がざわざわ。
文太(大泉洋さん)が背負う使命も気になるし、次回の展開が読めないのに引き込まれる。
“ちょっとだけ”どころじゃない緊張感が漂いはじめて、続きが怖いのに早く見たい気持ちが止まらない。
(りりたん)

