『ちょっとだけエスパー』、胸きゅんから心の底がズシンと揺れる落差えぐくない?(感想)(ネタバレがあります)

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第8話、感情が縦横無尽に暴れてくる感じで処理追いつかない回だった。
文太(大泉洋さん)が“ちょっとだけエスパー”なのに世界を救うとか、そもそも設定からして好きなのに、四季(宮﨑あおいさん)や兆(岡田将生さん)の選択が、妙に刺さってくる。
笑える余白としんどい現実が同居してて、心の振り幅が落ち着かない。
気を抜いて見たら、感情だけ置いてかれるやつ。

兆(岡田将生さん)のナノレセプター、本当の狙いが見えないまま

兆(岡田将生さん)が作り直したナノレセプターを四季(宮﨑あおいさん)に飲ませようとする流れ、画面の空気がざわっとする。
半年分の記憶が消えるって、人生のアルバムを数ページ破かれるようなもんじゃん。
四季が拒絶する気持ちが痛いほど伝わるし、その瞬間に文太(大泉洋さん)を選ぶ決断も、静かに強い。
兆の「救うため」という言葉の温度が読み取れなくて、視線の揺れひとつでも意味深に見える。
優しさと執着の境界が曖昧で、何を信じたらいいのか迷わせてくる。

文太(大泉洋さん)だけがクビにならない違和感と、新ミッションの重さ

円寂(高畑淳子さん)、桜介(ディーン・フジオカさん)、半蔵(宇野祥平さん)が社宅から出ていくの、寂しさが刺さる。
なのに文太だけ残されて、兆(岡田将生さん)から新ミッションを渡されるとか、展開のクセ強すぎ。
文太の「やるはずがないだろう!」って叫びに、人としての限界ラインが一瞬見える。
でも兆はさらっと「やるしかない」と断言してくるあの無表情。
文太の心のしわ寄せが全部そこに向かっていくようで、胸がぎゅっとなる。

胸きゅんと衝撃が同居してくるSNSのざわめき

放送後のSNSが妙にざわついてて、「今回の落差やばい」「記憶の上書きのリアルさしんどい」とか共感多め。
特に「愛する人が目の前で死んだ後に、助けられる可能性を知ったら…」ってコメント、兆(岡田将生さん)の行動を一度立ち止まって考えさせられる。
恋とか愛とかの甘い部分だけじゃなくて、その裏の痛みまで丸ごと描かれてる感じ。
胸きゅんの余韻が残ってるのに、次の瞬間には心が冷えていく。
この温度差がクセになる人、多そう。

文太(大泉洋さん)のラストのウソ、その破壊力

「誰も愛してないよ」って言い切った文太(大泉洋さん)、あの一言の裏にどれだけの感情を隠してるのか考えたら息が詰まる。
ミッション完了の瞬間も、達成感というより切なさがじんわり残る。
“ちょっとだけエスパー”のくせに、心の描写が超濃厚なのずるい。
次が最終回って聞いて、時間の進み方早すぎでは?って戸惑い方をした視聴者、多分私だけじゃない。
ラストへ向かう静かな緊張が、画面越しに伝わってくる。

視聴者の叫びが全部わかる:細かい違和感も感情も全部拾いたくなる回

「文ちゃんウソ言わないでよ」「円寂さん復讐は無理だって」みたいな声、気持ちが全部文章から飛び出してる。
四季(宮﨑あおいさん)が薬に手を伸ばすたびに、ため息が勝手に漏れる。
市松くん(北村匠海さん)の一言が、場の空気を一瞬救ってくれたのも覚えてる。
そしてあの雪を降らせたじいさん(麿赤兒さん)の行方が誰にもわからないの、謎が謎のまま雪みたいに積もっていく。
岡田将生さん×宮﨑あおいさんの画の強さも相変わらず良い意味で反則。

まとめ

第8話は、優しさと苦しさが同じテーブルに並んでるみたいな回だった。
兆(岡田将生さん)の真意はまだ掴めないし、文太(大泉洋さん)や四季(宮﨑あおいさん)の感情も、簡単に言い表せない複雑さを抱えてる。
日常っぽい空気の中でだけ、人の心が揺れる音がやたら大きく響く。
次が最終回とか信じたくないのに、でも見届けたいって気持ちが、胸の奥で静かに暴れてる。
(りりたん)