第2話、笑ってたのに最後の10分で一気に涙モード。
文太(大泉洋さん)の隣で無邪気に笑う四季(宮崎あおいさん)の姿、ずっと癒しだったのに、その裏にこんな悲しい過去があったなんて。
野木亜紀子さんの脚本、やっぱり“優しさの中にトゲ”がある。
コメディから一瞬で感情を引きずり出す展開、反則級だった。
四季(宮崎あおいさん)の“夫”への思いが切なすぎる
文太(大泉洋さん)を“夫”だと思い込んで暮らしていた四季(宮崎あおいさん)。
それがただの勘違いじゃなく、事故で亡くした本当の夫への想いから生まれたものだった。
目の前で最期を見たショックが、現実を壊してしまったんだと思うと胸が痛い。
「思い込みでも幸せならいいじゃん」っていう桜介(ディーン・フジオカさん)の言葉、すごく優しいのに、どこか苦い。
“幸せ”って何だろう、って考えさせられる。
このドラマ、超能力の話なのに、心の描き方があまりに人間的。
文太(大泉洋さん)の戸惑いがリアルすぎる
文太は、ただの“世界を救うエスパー”じゃなくて、普通に人間のまま悩んでるのがいい。
四季の過去を聞いたあとに言った「いいんですか、それで?」の一言。
その声のトーンが優しくて、でも迷ってて。
他人の幸せに踏み込むことの怖さをちゃんと知ってる人の言葉だった。
文太って、能力は“ちょっとだけ”だけど、心の深さは無限大かも。
彼が誰かを救おうとする時、超能力よりも人間味のほうが効いてる気がする。
桜介(ディーン・フジオカさん)の言葉が沁みた
「思い込みでも幸せならいいじゃん」って、簡単に言ってるようでめっちゃ深い。
現実を受け入れられない人に、どんな言葉をかけるのが正解なのか。
桜介(ディーン・フジオカさん)のセリフは、その“答えのない優しさ”そのもの。
誰かを無理やり現実に戻すよりも、その人が笑っていられる今を守る。
それって逃げじゃなくて、愛の形のひとつなんだと思う。
この人、静かに周りを支えてる感じがめちゃくちゃ良い。
野木亜紀子さん脚本の“温度差”にやられる
最初は笑ってたのに、いつのまにか涙が落ちてる。
野木さんの脚本って、日常のすぐ隣に悲しみを置くのが本当に上手い。
「人を愛してはいけない」というルールの中で描かれる“愛”の形。
四季の思い込みも、文太の優しさも、全部グレーで曖昧。
でも、その曖昧さがリアルで温かい。
視聴者の心を撫でるような切なさが、このドラマの真骨頂。
SNSの反応も涙でいっぱい
放送後、「四季ちゃん……そうだったんだ…」「思い込みでも幸せならいいか」「あおいちゃんの演技がやさしすぎる」「四季さんつらい」って声があふれてた。
“優しいのに重い”っていう空気が共有されてて、みんな同じところで泣いてた感じ。
笑って、泣いて、また笑える。
そういう感情の起伏が、この作品の温度だと思う。
まとめ
第2話は、四季(宮崎あおいさん)の過去が明かされたことで、物語の深さが一段階増した。
文太(大泉洋さん)の迷いも、桜介(ディーン・フジオカさん)の言葉も、全部が「優しさって何だろう」に繋がっていく。
“思い込みでも幸せならいい”なんて、矛盾してるのに、すごく真っ直ぐ。
四季の涙が乾くその日まで、文太がそばにいてくれたらいいなって思った。
(みかんてぃ)

