第1話、想像以上にクセ強で最高だった。
文太(大泉洋さん)の“ちょっとだけエスパー”ぶりもさることながら、オープニング映像の「ミッション51」が早すぎて見逃した人多数。
「トイレを封鎖せよ」って一体どういうこと?
放送後すぐにSNSが考察モードに突入。
笑えるのに、どこか不穏。
このドラマ、ただのヒーローコメディじゃなさそう。
大泉洋さん演じる文太、人生どん底から“ちょっとだけ”覚醒
文太(大泉洋さん)は会社をクビになり、家も家族も失った崖っぷちサラリーマン。
そんな彼の元に届いた「ノナマーレ」という謎の会社の面接案内。
最終面接で社長の兆(岡田将生さん)に飲まされたカプセルが、まさかの人生転機。
「あなたは今日からエスパーです」って唐突すぎて、笑うより先に固まった。
でも“触れている間だけ心の声が聞こえる”って設定がリアルすぎて、変に共感しちゃう。
野木亜紀子さん脚本らしい、笑いの中に切なさがある感じ、もう初回から全開。
岡田将生さん演じる社長・兆、ただ者じゃないカリスマ感
兆(岡田将生さん)、言葉の端々がミステリアスで、ちょっと神様っぽい。
文太に「あなたは今日からエスパーです」って言うときのあの静けさ、完全に異世界の人。
普通なら怪しすぎて逃げるところを、大泉洋さんの“間”が見事に緩和してる。
「触れたら心が読める」という力を与えるだけでなく、“人を愛してはいけない”という謎ルールを課すあたり、もう不穏しかない。
岡田将生さんの穏やかな笑みが逆に怖い。
後半に向けて一気に伏線を張ってきそうなキャラだった。
「ミッション52〜54」、日常の細かすぎる指令が逆に怖い
新エスパー文太に与えられた最初の3つのミッションが、どれも地味。
「外出する鈴木琢磨に夜まで傘を持たせる」「寝ている佐藤満の目覚ましを5分早める」「3番テーブルのスマホの充電を14時までにゼロにする」。
一見どうでもいいことなのに、全部ちゃんと意味がありそう。
“世界を救う”には程遠い内容なのに、これがきっと後でつながるんだろうなって思わせる脚本。
大泉洋さんの慌てっぷりもコミカルで、見ながら「いやそんなに走る?」って笑っちゃう。
でも笑いながらも、何か大きなものに導かれてる感じがしてゾクゾクした。
そして一瞬の「ミッション51」、“トイレ封鎖”の謎
オープニング映像の「ミッション51」。
ほんの数秒だけ映る「2025年8月19日11:54 AM トイレを封鎖せよ」。
たったそれだけなのに、視聴者全員が反応。
「ミッション51あった?」「トイレ封鎖って何?」とSNSは一気に混乱。
誰がやったのか、何のためなのか。
文太の入社前日っていうタイミングも絶妙すぎて、まさに伏線臭しかしない。
野木脚本の“見逃し厳禁”仕掛け、さすがだった。
SNSが“ミッション51”で考察大会に
放送直後、「#ミッション51」が一気にトレンド入り。
「見逃したから録画見直した」「トイレ封鎖が物語の起点かも」「絶対裏がある」「野木さんだから何か隠してるはず」など、視聴者の考察が止まらない。
「細かすぎて見えなかったのに、気になって仕方ない」って声がめちゃくちゃ多かった。
こういう“ちょっとだけ情報を撒く”のが、野木脚本の怖さ。
次回で絶対何か繋がる気しかしない。
まとめ
初回から“ちょっとだけ”じゃ済まない面白さ。
文太(大泉洋さん)のポンコツさと岡田将生さんの怪しさ、完璧なバランス。
笑えるのに、どこか背筋が冷える。
「ミッション51」が何を意味してるのか、物語全体の鍵になりそう。
コメディとしてもミステリーとしても完成度高くて、もう“ちょっとだけ”じゃなく完全にハマった。
次のミッションが怖いのに、早く知りたい。
(ちーず姫)

