刑事ドラマなのに、まさかのヒーロー感。
向井光太郎(唐沢寿明さん)が静かに見守る中、所貴之(犬飼貴丈さん)と俳優・増岡(渡邊圭祐さん)の取り調べがまるでバトルみたいだった。
「仮面ライダービルド」と「仮面ライダーウォズ」の再会にテンション上がる人続出。
第2話は、心理戦もアクションも交わる“頭脳勝負回”だった。
取調べに挑む所(犬飼貴丈さん)、まだ青いけど目が真っ直ぐ
東新宿署の強行犯係に所属する所(犬飼貴丈さん)は、取調べ官を目指す熱血タイプ。
でも現実は厳しく、大学生(田中洸希さん)相手にも翻弄される。
そんな時に現れたのが、“コーチ”こと向井光太郎(唐沢寿明さん)。
応援という名目だけど、実は人事二課からの特命職員。
所の焦りを見抜き、何も言わずに観察してるその姿がまさに“教える達人”。
向井の静けさと、所の必死さが対照的で、見ていて心地よい緊張感だった。
有名俳優・増岡(渡邊圭祐さん)の余裕が怖い
乱闘事件の容疑者は人気俳優・増岡(渡邊圭祐さん)。
取り調べ室での彼の態度が、とにかく余裕。
所(犬飼貴丈さん)が質問を重ねても、涼しい顔でかわす。
セリフの間の取り方がうますぎて、まるで舞台の一場面を見ているみたい。
「やってないですよ?」の一言が、信じたくなるほど自然。
でもその裏にある“自信”が逆に怪しく感じる。
渡邊さんの静かな迫力、ゾクッとした。
映像という“証拠”、そして一言で崩れるプライド
映像が見つかっても、顔ははっきり映らない。
増岡は「勝った」と思ってる。
でも、所(犬飼貴丈さん)は小さな違和感を逃さない。
増岡がつい口にした一言――それが罠。
あの瞬間の切り返し、鳥肌ものだった。
「コーチ」のアドバイスが生きてたんだろうな。
経験じゃなく、観察と信頼で勝つ感じが最高。
向井光太郎(唐沢寿明さん)の“支え方”が渋くて泣ける。
仮面ライダー対決に沸いたSNS
放送直後、ネットは完全に“特撮祭り”状態。
「ビルドとウォズ!」「仮面ライダー対決しとる!」「この構図アツすぎ!」ってコメントが止まらない。
本編は刑事ドラマなのに、ファンの中ではヒーロー同士の再戦扱い。
犬飼さんの真剣な眼差しと、渡邊さんの挑発的な笑み。
まるで変身ベルトなしの戦い。
二人の芝居の火花が、画面越しに伝わってきた。
このキャスティング、完全に狙ってる。
向井光太郎(唐沢寿明さん)の“コーチ力”が光る
若手刑事の背中を押す、向井(唐沢寿明さん)のアプローチが絶妙。
口うるさく言うわけでもなく、ただ一歩後ろで支えてる感じ。
“失敗も成長の一部”っていう信念が伝わる。
所(犬飼貴丈さん)を見守る目が温かくて、刑事ドラマなのに親子のような優しさがある。
唐沢さんの演技って、セリフがなくても意味を持つ。
このドラマ、“推理”より“育てる”がテーマなのが面白い。
まとめ
第2話は、心理戦と成長の物語が見事に重なった回。
所(犬飼貴丈さん)の焦り、増岡(渡邊圭祐さん)の余裕、そして向井(唐沢寿明さん)の導き。
それぞれが違う形で“仕事”と向き合ってた。
「仮面ライダー対決」なんて言われてたけど、実際は“人間の強さ”を描く回だったと思う。
派手さよりも、静かな勝負の方が燃える。
唐沢さんの一言一言に、ちゃんと生き方がにじんでた。
(さくらん)

