第9話、ほんとに息が詰まる展開だった。鳴木(金成/岩田剛典)が会社ごと買収して真相に迫ろうとする計画を立てるのに、石上(三浦貴大)の不穏な動きが忍び寄る。夜長(蒔田彩珠)が戻ってきて希望が見えたのに、裏切りや陰謀の影が濃くなって、不安とドキドキが止まらなかった。
鳴木の買収計画と父の死の真相
3年前、父・将成(林泰文)が医療過誤で追い込まれ自殺した真相を暴くために、鳴木(岩田剛典)はついに表立って動く。会見を開き、執刀医が倉持であり、責任をなすりつけたのは網野(ユースケ・サンタマリア)だと告発。さらにスティファー社を買収し、証拠を押さえ網野を追い詰めようとする計画を夜長(蒔田彩珠)や天童(篠原涼子)に明かすシーンは、戦いのクライマックスを感じさせて熱かった。
夜長の葛藤と帰還
一度は鳴木にクビを告げられ、石上(三浦貴大)に背中を押されて「メディエイト・マネジメント」で働き始める夜長(蒔田彩珠)。しかし求職者・川辺(雛形あきこ)との出会いで、自分の手で不正を正し人を救えることを実感し、鳴木のもとへ戻る決意をする。この流れは夜長の成長を強く感じさせ、彼女がただの事務員ではなく、物語の重要な軸になったことを示していた。
石上の裏切りと迫る危機
鳴木が「私たちなら可能だ」と強気に語った直後、依岡(北山宏光)からの連絡で網野が先に株を押さえに動いていると判明。さらに石上が網野と密会し「鳴木は潰れるべき」と語る場面は、裏切りの重さに震えた。石上が単なるライバルではなく、鳴木を陥れる側に立ったことで一気に緊張感が増し、次回への不安を強烈に残した。
厚労省の特別チームと終焉の予感
労基署では谷村(ドロンズ石本)が、厚労省の指揮で「Dr.コネクション」追求の特別チームを結成したと告げる。夜長の帰還で再び希望が見えたはずの鳴木に、石上と谷村の動きが重なり、追い詰められる状況が描かれる。仲間と計画を信じたい気持ちと、裏切りや陰謀が暴かれる恐怖。その狭間で物語は最終回直前らしい緊迫感を極めていた。
まとめ
第9話は、希望と裏切りが交錯して心臓が落ち着かない回だった。鳴木の強さと夜長の成長が描かれる一方、石上の裏切りと厚労省の動きが、次回への不穏さを倍増させた。岩田剛典さん、蒔田彩珠さん、三浦貴大さんそれぞれの存在感が際立ち、物語はラストに向けて加速。鳴木の正義は守られるのか、それとも潰されてしまうのか――最終回を待たずに眠れなくなる展開だった。
(れなっち)
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