最終回は感情が大きく揺さぶられた。
鳴木(岩田剛典さん)が冷静さを脱ぎ捨てて涙を流す姿、そのギャップに心を撃ち抜かれた。
網野(ユースケ・サンタマリアさん)の不正を暴くシーンは手に汗握ったし、最後の訴えは胸を熱くさせてくれた。
「クールなだけの男じゃない」ってことを、あの瞬間に証明してくれた気がする。
父の死の真相を追い求めて
鳴木(岩田剛典さん)は、父・将成(林泰文さん)の死の真相を追い続けてきた。
表向きは“医師を売る転職エージェント”だけど、その裏には父を救えなかった悔しさと怒りがあった。
「医療過誤」という言葉の下に隠された不正を暴くために、時に冷酷に見える手を使ってでも進む。
だからこそ、最後までクールに徹するんだろうと思ってた。
でも最終回は、その仮面が崩れる瞬間があった。
網野との最終対決
査問委員会の場で、鳴木は網野(ユースケ・サンタマリアさん)の不正を立証すると宣言。
夜長亜季(蒔田彩珠さん)の潜入で得た証拠を突きつけ、資産管理会社を通じた送金、インサイダー取引の疑惑を明らかにした。
網野は「医療の未来のために犠牲は必要だ」と正当化しようとする。
その冷酷な論理に、鳴木の声が震えた。
「人の痛みがわからない人間を俺は医師とは認めない!」
その言葉が響いた瞬間、これまでにない鳴木の“人間らしさ”があふれ出した。
涙で語った本当の想い
普段は冷静な鳴木が、父や患者の無念を思い出し、涙を流しながら言葉をぶつける。
感情をむき出しにするシーンは衝撃的で、同時に救いでもあった。
「犠牲を一つの数字にしない」――その想いが鳴木の中に確かにあることが分かったから。
SNSでも「感情のままに話す鳴木に感動」「この人、ちゃんと人間なんだ…」とコメントが溢れていたけど、本当にその通りだった。
冷徹さと情熱、その両方が鳴木を作っていたんだと思う。
それぞれの決着と余韻
網野は警察に連れて行かれ、3年前の真実はついに明らかになった。
鳴木は銅坂麻衣(菊池日菜子さん)やその両親に謝罪を伝え、父の本当の気持ちを語った。
墓参りのシーンで、静かに父を思う鳴木の姿は切なくも温かかった。
騒がしい戦いの後の静けさが、逆に心に深く残った。
医師という道を離れても、“人を救いたい”想いは変わらなかったんだと感じさせられた。
まとめ
最終回は、サスペンスとしてのカタルシスと、人間ドラマとしての感動が両立していた。
鳴木(岩田剛典さん)の涙と叫びは、この物語のすべてを凝縮した瞬間だったと思う。
網野(ユースケ・サンタマリアさん)との対決も迫力満点で、“痛快”と“切なさ”の両方を味わえた。
「DOCTOR PRICE」という物語は、ただの医療サスペンスを超えて、人の心を描いた作品としてしっかり記憶に残った。
(れなっち)
楽天市場、24時間限定タイムセール | 毎朝10時更新!日替わりで毎日お得!
Amazonタイムセール
人気の商品が日替わりで登場。毎日お得なタイムセール