「親友の『同棲して』に『うん』て言うまで」第1話の感想|止まってた時間が、静かに再生される夜【ネタバレなし】

本ページはプロモーションが含まれています

本日予約開始のコミック本を楽天ブックスでチェック
90日以内に発売予定の最新コミック本をAmazonでチェック

一緒に過ごした時間の重さが、ちゃんと伝わってくる

高校から大学までの思い出がさらっと描かれるのに、軽く見えないのがすごい。
写真を通してつながってた湊(吉澤要人さん)と航(雨宮翔さん)の距離感、近すぎず遠すぎずで、いかにも長年の親友って空気が自然に出てる。
同居してた4年間がどれだけ大事だったか、説明されなくても雰囲気だけで伝わってくるのが良い。

だからこそ、就職で離れる流れもドラマチックすぎなくて、現実っぽくてちょっと切ない。
あの時の別れが、ちゃんと今につながってる感じがして、後から思うとここもかなり大事なポイントだったなってなる。

再会なのに、時間だけが空白みたいな感じ

3年ぶりに会ってるのに、会話のテンポが全然ぎこちなくないのが逆にしんどい。
変わってないところと、変わっちゃったところが同時に見えてきて、なんとも言えない気持ちになる。

楽しそうなのに、どこか遠慮が混ざってる感じとか、視線が一瞬止まる間とか、細かいところが全部リアル。
「あ、まだ終わってなかったんだ」って空気が、画面の端っこからずっと漂ってる。

あの一言が落ちた瞬間、空気が変わる

帰り道の「同棲して」、あれは普通に心臓に悪い。
軽く言ってるようで、全然軽くなくて、言った側も聞いた側も覚悟がにじんでるのがわかる。

航(雨宮翔さん)の反応も、すぐに答えを出さないところがリアルで、頭と心が別々に動いてる感じが伝わってくる。
後から思い返すと、この沈黙の時間がすごく大事で、ここから全部が動き出したんだなってしみじみ来る。

友情なのか、それ以上なのか、曖昧な境界線

この2人、近すぎるのにちゃんと「親友」って言葉の中に収まってた関係だったのが、
久しぶりに会ったことで、その枠がちょっとずつズレ始めてるのが見ててわかる。

はっきりした感情を言葉にしない分、仕草とか間で全部語ってくるタイプのドラマで、
何気ない一言とか視線の向きとかが、後から全部意味を持ってくるのがこの作品の強さだと思う。
まさかあの時のあれが、って言いたくなる場面、ちゃんと仕込まれてるのがわかる回だった。

静かな始まりなのに、感情はずっと動いてる

大きな事件が起きるわけじゃないのに、ずっと心の中が忙しい感じで、見終わったあとも余韻が残る。
派手じゃない分、気持ちの動きが近く感じられて、ちょっとした表情の変化に全部持っていかれる。

この第1話、後から振り返ると「ここが原点だったんだ」って思える瞬間がいくつもあって、
最初は穏やかに見えるのに、実はかなり重要な一歩だったんだなって気づかされるタイプのスタート。
あの夜の空気、たぶん最後までずっと忘れられないやつ。