『ちょっとだけエスパー』、第7話の言葉の破壊力えぐすぎ(感想)(ネタバレがあります)

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第7話の空気、ほんと妙に胸がざわっとしたまま終わらない感じで、文太(大泉洋さん)と兆(岡田将生さん)の距離がひと呼吸ごとに変わるみたいで、心の置き場が迷子になった。
四季(宮崎あおいさん)の涙が揺れるたび、未来と現在が混線してるのが肌でわかるし、あの静かな緊張が部屋の隅まで張ってるみたいな圧がすごかった。
見てるこっちまで巻き込まれた気分。

兆(岡田将生さん)の「未来からの映像」告白が刺さる

文太(大泉洋さん)が気づいてしまった“ぶんちゃん=兆”の事実。
そのタイミングで、兆が「これは30年後から送られた立体映像なんです」って落ち着いた声で言うの、逆に怖かった。
未来の自分が今に干渉してるとか、普通なら混乱しすぎて足元ふらつくレベルなのに、兆(岡田将生さん)は淡々としてて、その静けさが逆に不気味。
文太の表情も、怒りと衝撃が混ざった色になってて、ふたりの温度差が会話の中でパキッと割れていく感じがリアルだった。
目の前にいるのに“本物じゃない”という距離感がずっと胸に残る。

四季(宮崎あおいさん)に仕掛けられていた“ナノレセプター”の真相

四季が混乱してた理由が、まさか未来の記憶をインストールされかけてたからっていうの、ほんと予想外の角度だった。
「十年分の記憶を無意識下に」なんて、ふつうドラマの設定でももっと説明ほしいレベルなのに、兆(岡田将生さん)はさらっと言っただけで済ませようとするから、こっちの気持ちが置いていかれる。
しかも途中の停電で最適化されないまま記憶が混線とか、そんな状態で四季(宮崎あおいさん)が“未来の夫”を探し続けてたと思うと胸がぎゅっとなる。
文太(大泉洋さん)が“代わりの夫”としてあてがわれたって事実も、イメージよりずっと重く感じてしまった。

四季が涙で拒んだ選択、その後の余韻が重い

兆が再びナノレセプターを飲ませようとした瞬間、四季(宮崎あおいさん)がほんの小さな声で拒む姿が切なすぎた。
「飲めば半年の記憶が消える」って理解してるからこそ、四季の涙が言葉より強く響く。
文太(大泉洋さん)と過ごした時間を選ぶって、その選択肢は静かなのにすごく強い。
兆(岡田将生さん)がその決断を見た時の悔しさを噛みしめた目、あれは冷静を装ってても感情があふれてた。
未来を知ってる側のくせに、思いどおりにいかないのが彼の焦りを際立たせてて、胸の奥がざわついた。

「いらない人間だから」発言の破壊力とシリアスの急加速

エスパーを選んだ理由を、あんな冷たい声で「いらない人間だから」って言い切る兆(岡田将生さん)、本気で背筋に冷気走った。
文太(大泉洋さん)たちが一瞬で言葉を失ったのも納得で、あの場の空気は針で刺したら割れそうなくらい張りつめてた。
SNSで「完璧にヴィラン」とか「兆社長ひどすぎ」とか飛んでたの見て、ほんと同感しかなかった。
言葉の選び方一つで、人の存在を丸ごと否定するような重さがあるし、兆の“ラスボス感”がついに本性を見せた感じ。
ここから文太たちとの対立がどう転ぶのか、胃のあたりが妙にざわざわする展開だった。

文ちゃんたちの沈黙と、その裏にあるまだ言えない気持ち

文太(大泉洋さん)を中心にしたエスパーたちの沈黙って、ただ驚いてるだけじゃない感じがした。
“いらない人間”って言われたことより、その言葉に兆の本心が混ざってる気配を読み取ってるような空気。
兆(岡田将生さん)は未来を知る側だから強いはずなのに、四季(宮崎あおいさん)の選択に対してだけは必死さが漏れてる。
そのアンバランスさが、これからの戦いをもっと複雑にしそうで、胸の奥にずっと残る。
対峙した瞬間の無音がこんなに重いの、なかなかない。

まとめ

第7話は、未来と現在が綱引きしてるみたいで、見てる側の気持ちまで引っ張られる回だった。
兆(岡田将生さん)の冷たさと必死さが同時に滲むのがすごく不安定で、そこに文太(大泉洋さん)と四季(宮崎あおいさん)の静かな強さが重なると、感情が押しつぶされそうになる。
ひどい言葉の重みも、涙の意味も、全部がそのまま胸に残る。
次の一歩がどっちに傾くのか考えるだけで息が詰まるレベル。
(こころん)