『フェイクマミー』第2話、PTAの空気が重力レベルで強すぎた(感想)(ネタバレがあります)

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第2話、まさかこんな形で胃がキュッてなるとは。
花村薫(波瑠さん)が新しい世界に飛び込んだのに、そこで待ってたのはママ界の頂点みたいな圧。
笑顔の奥に刃がある人たちって、こういう空気の作り方するんだなって思った。
九条玲香(野呂佳代さん)の存在感、最初の瞬間から空間の温度下げてた。
それでも薫(波瑠さん)が踏ん張る姿、静かに応援したくなる。

薫(波瑠さん)と茉海恵(川栄李奈さん)、まさかの“親子面接”コンビ誕生

仕事を辞めて転職に悩んでた薫(波瑠さん)が、面接で日高茉海恵(川栄李奈さん)に出会うところから始まる。
社長でありシングルマザーの茉海恵(川栄李奈さん)が放つ言葉のテンポが早くて、薫がちょっと戸惑うのもわかる。
「娘・いろは(池村碧彩ちゃん)の親子面接の替え玉になって」と言われた瞬間の沈黙がリアル。
普通に考えたら無理なのに、薫が引き受けちゃう流れ、なんか胸がザワつく。
この“嘘の始まり”がどんな連鎖を呼ぶのか、もうこの時点で怖いのに惹かれる。

柳和学園の保護者会、黒スーツの三羽烏登場

柳和学園の保護者組織「柳和会」、まず見た目から圧がすごい。
会長・九条玲香(野呂佳代さん)、書記・園田美羽(橋本マナミさん)、会計・白河詩織(中田クルミさん)の三人。
黒いスーツに揃った表情なしの笑顔、もう軍みたいな統制感。
“柳和の三羽烏”って呼ばれるのも納得。
九条(野呂佳代さん)は夫が文部科学大臣っていう肩書きまであって、完全にママ界の頂点。
薫(波瑠さん)とママ友のさゆり(田中みな実さん)が座ってるだけで緊張が伝わってくる。

行事委員決めの瞬間、笑顔の裏にある支配力

保護者会で「行事委員を決めます」って言われた瞬間の沈黙、まじでホラー。
誰も手を挙げないのに、九条(野呂佳代さん)がスッと笑って「では、こちらで指名させていただきます」。
その流れでさゆり(田中みな実さん)の名前を出すんだけど、あの“選ばれ方”が怖すぎ。
返事を待つあの間、空気が張り詰める音が聞こえそうだった。
しかもさゆりが言葉を探してるときに、「いいのよ、無理しないで」と笑顔で切る九条。
優しさの形をしてるのに、支配の圧がある。
野呂佳代さん、完全にボスママの貫禄出してた。

SNSがざわめいた“柳和の三羽烏”の存在感

放送後、タイムラインには「PTA三役のど迫力」「野呂さんの貫禄がすごすぎ」みたいな声がずらっと。
「PTAのあの3人ムカつく」「ほんとにいそうで震える」「野呂さんの怖い役ハマりすぎ」って意見も多数。
普段は明るい役が多い野呂佳代さんが、ここまで空気を支配する演技を見せるとは。
優しい口調のまま相手を追い詰めるあのトーン、リアルすぎて鳥肌。
PTAって、ここまでドラマチックに描かれると社会の縮図に見えてくる。

薫(波瑠さん)の不器用な強さと、茉海恵(川栄李奈さん)の静かな焦り

薫(波瑠さん)は嘘を背負ってるのに、純粋さが残ってて痛いほどまっすぐ。
茉海恵(川栄李奈さん)は自分のためじゃなく娘・いろは(池村碧彩ちゃん)のために必死で、余裕がない。
どっちも間違ってないのに、交わるたびにすれ違う。
第2話は、ママ社会のルールと個人の誠実さがぶつかる瞬間ばかり。
ほんの一言が引き金になりそうで、息を飲む時間が長かった。

まとめ

第2話は、PTAの描き方がまるで社会実験みたいでゾクゾクした。
九条玲香(野呂佳代さん)の一言で、会場の空気が変わる瞬間の怖さがリアル。
薫(波瑠さん)の戸惑い、茉海恵(川栄李奈さん)の焦り、そしてさゆり(田中みな実さん)の沈黙。
それぞれが違う“母親の立場”を抱えてて、見てるこっちの胸がざわざわする。
優しさと圧力が同居するこの世界、次回も静かに怖い予感しかしない。
(みかんてぃ)

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