『フェイクマミー』第3話、ササエルの洞察力が限界突破してた(感想)(ネタバレがあります)

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第3話、空気がピタッと止まる瞬間が多すぎた。
花村薫(波瑠さん)の嘘がまだ整いきらないまま、日高茉海恵(川栄李奈さん)の完璧スマイルの裏がじわじわ透ける。
それを一瞬で嗅ぎ取る佐々木智也(中村蒼さん)の目が鋭すぎて、こっちまで息止めた。
教室の静けさの中に「何かが崩れる音」が紛れてる気がした。
ちょっとした筆跡ひとつで、人生がズレていくのって怖い。

佐々木智也(中村蒼さん)、観察力が教師の域超えてる

授業中の穏やかな笑顔から一転して、紙の端にある丸文字に気づく瞬間の佐々木智也(中村蒼さん)。
あの一瞬のまばたきが怖いほど正確だった。
いろは(池村碧彩ちゃん)の書類の中に混ざる「違和感」をちゃんと掴むの、もはや刑事の目線。
丸文字と丁寧文字の落差だけで「これは誰かが偽ってる」って判断できる洞察、普通の先生じゃ無理。
この人、勘が鋭いってレベルじゃなく、感情の揺れも読み取ってそう。
“ササエル”って呼ばれるのも納得。

花村薫(波瑠さん)の嘘が現実に追いつかない

薫はベンチャー企業「RAINBOWLAB」の面接で茉海恵(川栄李奈さん)と出会って、そこから運命がズレた。
いろはの母親“日高茉海恵”のふりをするって、軽いノリじゃできない。
けど、波瑠さんの表情はずっと「これは間違いじゃない」って自分に言い聞かせてるみたいだった。
罪悪感と焦りが混ざった目、リアルすぎて痛い。
スマホの連絡先に“花村聖子”って文字を見つけた時点で、もう逃げ場はなかったんだよね。
人って、過去を隠すほど足跡が濃くなるのかもしれない。

茉海恵(川栄李奈さん)の存在が静かに怖い

社長であり、母でもある茉海恵(川栄李奈さん)。
完璧な立ち居振る舞いなのに、どこか焦燥が混ざってる。
薫に「替え玉母」を頼んだあの瞬間から、すでに計算が始まってた感じ。
いろは(池村碧彩ちゃん)を守りたい気持ちは本物なんだろうけど、目的が少しズレてるのが怖い。
信頼と依存の境目を歩くみたいな関係性、見てるだけで胃が痛くなる。
川栄さんの柔らかい声が逆に不安を煽る。

真相に近づくササエル、そして衝撃の対面

薫の母親の名前が「聖子」とわかった瞬間、佐々木(中村蒼さん)の中で何かがカチッとハマった。
過去の携帯を調べる執念もすごいし、花村薫の写真を見つけたときの無言の目の強さ、ゾクッとした。
そして、学校で薫に向かって「花村さん」と呼ぶあのシーン。
「とぼけるのはもうやめてください」って言葉、優しさゼロで真実だけ突きつける。
緊張感が走るあの数秒、息を吸うタイミングすら失う。
嘘が音を立てて崩れてく瞬間って、こんなに静かなんだ。

SNSがざわめいた“探偵ササエル”の存在感

放送後、SNSは「筆跡探偵ササエル爆誕」「刑事転職待ったなし」で埋め尽くされてた。
確かに教師というより、事件の真相に迫るプロファイラー感がすごい。
でも同時に「バレたけど味方であってほしい」って声も多かったのがわかる気がする。
中村蒼さんの演じ方が、ただの暴き役じゃなく“心配してる”ようにも見えるんだよね。
見守りたいのに、真実を見逃せないタイプ。
そんなササエルが次、どんな行動を取るのか気になって仕方ない。

まとめ

第3話は、嘘と真実の距離が一気に縮んだ回だった。
花村薫(波瑠さん)の不器用な強さと、日高茉海恵(川栄李奈さん)の隠した焦り。
そして佐々木智也(中村蒼さん)の観察力が交わる瞬間に、ドラマ全体の重力が増した感じ。
静かで地味な場面なのに、心の中では爆発音がしてるような感覚。
この三人の関係、もうただの“偽り”じゃ済まない。
次の展開が怖いのに、待ち遠しい。
(みかんてぃ)

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