『フェイクマミー』第4話、泥沼の家族関係が明るみに…“異母兄弟”の衝撃(感想)(ネタバレがあります)

本ページはプロモーションが含まれています

第4話、もう心の整理が追いつかないレベルの展開。
薫(波瑠さん)と茉海恵(川栄李奈さん)の“フェイクマミー契約”だけでもヒヤヒヤなのに、まさかいろは(池村碧彩ちゃん)の“本当の父”があの人だったなんて。
しかも、いろはの同級生・圭吾(高嶋龍之介くん)と“異母兄弟”って、想像の斜め上すぎる。
嘘と現実が入り混じって、感情の糸がギリギリまで張り詰めた回だった。

“ニセママ”バレの瞬間、薫(波瑠さん)の焦りがリアル

いろは(池村碧彩ちゃん)の担任・智也(中村蒼さん)についに正体がバレてしまった薫(波瑠さん)。
面接代行なんていう禁断の設定なのに、あの追及シーンの息苦しさがすごい。
薫の目の泳ぎ方、声の震え、全てがリアルすぎて手に汗握った。
でもそこに竜馬(向井康二さん)が現れて、空気が一気に変わる。
“救世主の登場”ってこういうことなんだと思った。
あの一瞬の安心感、うっかり深呼吸してしまうほどだった。

ファミリーデー準備で見える“母親ごっこ”の限界

柳和学園での“ファミリーデー”企画は、まさに嵐の前の静けさ。
薫(波瑠さん)が玲香(野呂佳代さん)とぶつかる場面は、表面上の笑顔の裏でみんな何かを隠してる感じがリアル。
間に入るさゆり(田中みな実さん)が大人すぎて、唯一のクッションになってた。
それでも模擬店のアイデアが出ず、焦る薫の姿に「普通の母親になろうとしてるのか、それとも演じようとしてるのか」って考えさせられた。
このドラマ、“嘘の中の本音”が一番痛い。

茉海恵(川栄李奈さん)の“妹設定”が炸裂

茉海恵(川栄李奈さん)が“薫の妹”としてファミリーデーに参加する流れ、最初はちょっと可愛い嘘の延長線みたいに見えた。
でも一歩間違えば全部崩れるような危うさがあって、見ていてずっとドキドキ。
フレッシュジュースの店を提案する時の明るさが、どこか無理してる感じもあった。
笑顔の奥にある孤独がちらっと見えた瞬間、心がチクッとした。
茉海恵って、強そうで一番壊れやすい人なのかもしれない。

慎吾(笠松将さん)の正体、まさかの“父親”だった

そして衝撃の事実。
ライバル企業・三ツ橋商事の慎吾(笠松将さん)が、さゆり(田中みな実さん)の夫であり、茉海恵(川栄李奈さん)の元恋人であり、いろはの“本当の父親”。
この三角関係どころじゃない構図、想像以上のカオス。
いろはと圭吾(高嶋龍之介くん)が“異母兄弟”という事実が明らかになった瞬間、画面の空気が一気に冷えた。
「マジで!?」「泥沼展開すぎる」とSNSが爆発してたけど、ほんとその通り。
誰も悪くないのに、誰も救われない感じが苦しい。

嘘が家族を繋ぐ? それとも壊す?

薫(波瑠さん)と茉海恵(川栄李奈さん)が作り上げた“フェイクマミー”の関係は、最初は助け合いの形だった。
でも今はもう、互いに依存し合う危うい絆に変わってる。
どこまでが演技で、どこからが本音なのか分からなくなってきた。
それがこのドラマの面白さであり、怖さでもある。
“母親って何?”を問う物語の重さに、毎回引きずられる。

まとめ

第4話は、嘘で繋がった関係が真実を暴き出す回だった。
薫(波瑠さん)の焦りも、茉海恵(川栄李奈さん)の強がりも、全部が人間臭くて愛しい。
慎吾(笠松将さん)の登場で物語が一気に深い沼に沈んだ。
でも、この“泥沼”の中でしか見えない愛の形がある気がする。
心がざらつくのに、次回を見たくなる。
これが『フェイクマミー』の魔力だと思う。
(さくらん)

「フェイクマミー」の関連グッズを楽天ブックスで探す
「フェイクマミー」の関連グッズをAmazonで探す