『フェイクマミー』第9話、竜馬の低音とエプロンの温度差が強すぎ(感想)(ネタバレがあります)

本ページはプロモーションが含まれています

本日予約開始のコミック本を楽天ブックスでチェック
90日以内に発売予定の最新コミック本をAmazonでチェック

第9話、情報量が多いのに感情の矢印が全部竜馬に向く回だった。
薫(波瑠さん)が“ニセママ”って報じられて、空気が一気に荒れるところからもうしんどい。
学校に問い合わせが殺到する感じもリアルで、画面越しでも胃がキュッとなる。
そんな重たい流れの中で、竜馬(向井康二さん)の感情が一気に表に出るのが印象的だった。
優しさだけじゃない一面が、ここでちゃんと見える。

“ニセママ報道”で崩れる日常の空気

薫(波瑠さん)が“ニセママ”として報じられたことで、学校は一気に修羅場。
保護者やマスコミからの問い合わせが止まらない状況、想像するだけでしんどい。
薫の表情も、強がってるけど余裕がないのが伝わってくる。
このドラマ、社会の目の怖さを静かに突いてくるのが上手い。
正解が分からない中で、立場だけが先に壊れていく感じがリアルすぎる。

慎吾(笠松将さん)登場で一気に空気が変わる

「RAINBOWLAB」のオフィスで、茉海恵(川栄李奈さん)と竜馬(向井康二さん)が打ち合わせ中。
そこに慎吾(笠松将さん)が現れた瞬間、竜馬の空気がガラッと変わる。
顔を見るなり「てめぇ、何しに来た」って低い声で威嚇するの、声の圧がすごい。
茉海恵と2人で話したいって言われて、「ふざけんな!」って即返すのも感情直球。
普段の穏やかさを知ってるからこそ、この敵意が刺さる。

茉海恵(川栄李奈さん)の一言で引く竜馬の理性

あそこまで怒ってた竜馬が、茉海恵(川栄李奈さん)に言われて部屋を出るのがまた複雑。
感情だけで突っ走らないところに、信頼関係が見える。
守りたい気持ちと、彼女の判断を尊重する気持ちが同時にある感じ。
ただの怒鳴り役じゃ終わらせないのが、このキャラの強さ。
一歩引く背中が、逆に大人だった。

一転して家庭的、ピンクのエプロン竜馬

別の日、竜馬が茉海恵の家へやって来る流れが急に優しい。
薫といろはが勉強しているところに、ご飯を作りに来るってだけで空気が和らぐ。
「たぶん薫さんより(料理)うまいです」って冗談も自然。
ピンクのエプロン姿で肉じゃが作ってるの、さっきの低音威嚇と同一人物とは思えない。
このギャップ、反則級。

第9話は竜馬(向井康二さん)の振り幅が主役

敵には鋭く、身内にはとことん優しい。
低音ボイスの「てめぇ」と、キッチンでの笑顔が同じ回に存在するのが強すぎる。
薫(波瑠さん)や茉海恵(川栄李奈さん)を守ろうとする姿勢が一貫してるのも好印象。
SNSでざわつくのも納得の回。
これは何回も見返したくなるやつ。

まとめ

第9話は、物語が動いたというより、竜馬という人物が深く刻まれた回だった。
敵意を向ける強さも、エプロン姿の優しさも、どっちも本物。
薫(波瑠さん)を取り巻く状況は厳しいけど、支える存在がいるのが救い。
感情の振り幅が大きいのに、ちゃんと一本筋が通ってる。
次回への期待が自然と高まる回だった。
(みかんてぃ)