花村薫(波瑠さん)が聖子(筒井真理子さん)からの手紙を読むシーン、ちょっとじゃなくて本気で心を持っていかれた。
茉海恵(川栄李奈さん)やいろは(池村碧彩ちゃん)と過ごすあの柔らかい日常の裏に、聖子が静かに準備していた“最後の言葉”があったなんて、聞いた瞬間すぐ涙腺が熱くなるやつ。
家族の形ってこんなに揺れるのに、こんなにまっすぐ刺さるんだって思って、しばらく画面から目が離せなかった。
聖子(筒井真理子さん)といろは(池村碧彩ちゃん)の会話、小さくて大事すぎる時間
聖子が在宅医療を選んで、家の中に静けさが増えていく感じが切なかった。
薫(波瑠さん)が学校帰りのいろはと一緒に実家で過ごすようになって、そこに漂う空気がどこか優しいのに痛い。
聖子が「お母さんが2人もいるなんて変じゃない?」って問いかけた時、ちょっと胸がギュッとなった。
でもいろはの返事がもう真っすぐで、言葉の芯がすごく温かくて、「マミーも私のお母さんだよ」って言うあの一言に心がゆるむ。
子どもの純粋な気持ちって、大人の考えよりずっと真実に近いんだなって思わされた。
食卓を囲む4人+聖子、幸福がふわっと立ち上がる瞬間
薫、茉海恵(川栄李奈さん)、いろは、竜馬(向井康二さん)と一緒に囲んだ食卓。
久しぶりの“みんなで食べる”空気が、画面を通してもすごく温かくて、その中心にいる聖子の笑顔が、もう全部包んでくれるみたいだった。
そのテーブルの光景だけで、聖子がどれだけ家族を大切にしてたか伝わる。
でも、いろはにこっそりお願い事をしたって聞いて、胸の奥がそっとざわついた。
数週間後に静かに旅立ったって知って、幸せな時間はずっと続くわけじゃないって現実が容赦なく押し寄せてきた。
手紙の受け渡し、場の空気が一気に変わる瞬間
葬儀を終えて、いろはが引き出しから取り出した手紙をそっと薫に渡す場面。
この“そっと”がもうしんどい。
薫は「一緒に聞いてほしい」って言って、茉海恵(川栄李奈さん)、いろは、竜馬(向井康二さん)の前で読み始める。
みんなの息づかいが少しずつ静かになっていく感じがして、その沈黙が逆に温かかった。
手紙の最初の一文が出た瞬間、もう涙がにじむっていうより、喉がきゅって詰まるような感覚になった。
「あなたは自慢の娘です」…聖子の言葉が真っ直ぐ降ってきた
“ニセママ”をしていた理由に触れながら、薫が大切にしていたものを全部ちゃんと見てくれていた聖子。
「支えている人たちは、同じようにあなたを支えています」って一文が、まるで薫の背中にそっと手を添えるみたいだった。
「あなたは自慢の娘です」って言葉は、優しくて強くて、母親にしか出せない音の深さがあった。
薫が涙をこらえきれずに読み上げる姿も、自分の中の大事な部分を揺らすくらい響いた。
最後の「あなたの母でいられて本当に幸せでした」まで聞いたとき、もう画面が少し滲んで見えた。
SNSの反応も涙だらけで、それを見てまた涙が戻ってくる
タイムラインには「手紙で号泣」「ご飯のシーンもっと続いてほしかった」「お母さん…無理…」って声が並んでて、ああ、みんな同じ場所で心を揺らされてたんだって思った。
涙で前が見えないって言ってる人も多くて、この回の破壊力が改めて伝わってきた。
“優しさで刺す”みたいな回だったから、見終わったあともしばらく呼吸が整わなかった。
まとめ
第8話は、家族って何かを押しつけるものじゃなくて、そっと支え合ってできていくものなんだって気づかされる回だった。
薫(波瑠さん)と聖子(筒井真理子さん)の間に流れてた静かな優しさが、最後の手紙で一気に膨らんで胸に落ちてきた感じ。
いろは(池村碧彩ちゃん)や茉海恵(川栄李奈さん)との関係も含めて、“誰を家族と呼ぶか”って答えが自然と形になっていくのが美しかった。
涙がとまらないのに、あの手紙はずっと心に残ってほしいと思えるくらい温かかった。
(みかんてぃ)

