『新年早々 不適切にもほどがある!』スペシャルで一番ざわついた夜(感想)(ネタバレがあります)

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スペシャルドラマなのに、情報量と感情の圧が強すぎて一瞬も気が抜けなかった。
小川市郎(阿部サダヲさん)がまた時代をかき回すのは分かってたけど、まさかこの方向で来るとは思わなかった。
中でも、平じゅん子(江口のりこさん)の展開が強烈すぎて、見終わったあともしばらく頭から離れない。
新年早々、この空気を投げてくるの、さすがの一言。

タイムスリップ再開で加速する市郎ワールド

連ドラ最終回で昭和に戻った市郎が、また動き出すところからもう不穏。
タイムトンネルで好きな時代に行けるようになった時点で、嫌な予感しかしない。
娘の純子(河合優実さん)の未来を守るためとはいえ、やり方が市郎すぎる。
令和だけじゃなく、未来も過去も全部土足で踏み込む感じが、この作品の持ち味。
阿部サダヲさんの勢いが、そのまま時間を飛び越えてくる。

2036年の平じゅん子(江口のりこさん)が放つ存在感

2036年で、平じゅん子が初の女性総理大臣になっている展開は普通に胸が熱くなる。
でも、直後に明かされる過去のスキャンダルが重すぎる。
相手がムッチ先輩(磯村勇斗さん)だと分かった瞬間、空気が一気に変わる。
雨の夜、感情が高ぶった末の行動という描かれ方が生々しい。
江口のりこさんの表情だけで、平の孤独や衝動が全部伝わってくるのがすごい。

止めに行ったはずが起きた想定外

市郎が未来を変えようと再び2036年に行く流れは、いつものパターン。
ホテルの部屋を突き止めて、ムッチを外に出すところまでは完璧だった。
なのに、その後の展開が完全に想定外。
平と市郎がベッドになだれ込み、濃密なキスを交わすシーンは、理解が追いつかない。
阿部サダヲさんと江口のりこさんの距離感が近すぎて、画面を直視できない人続出だったと思う。

ラブシーンが話題になる理由が分かる

江口のりこさんのラブシーン自体がかなりレア。
しかも相手が市郎というのが、情報として強すぎる。
「これ放送して大丈夫?」って感想が出るのも納得。
2025年度前期の朝ドラ「あんぱん」で共演してた2人だと思うと、余計に感情が追いつかない。
見ちゃいけないものを見てる気分、かなり正確な表現だと思う。

不適切さがテーマとして回収される感じ

ただの衝撃シーンで終わらせないのが、この作品。
平のスキャンダルが、立場や時代、ジェンダーの問題まで含んでくるのが重い。
市郎の行動は相変わらず雑なのに、結果的に問いだけはきれいに残す。
笑っていいのか、引いていいのか、判断を視聴者に投げてくる感じが宮藤官九郎さんらしい。

まとめ

スペシャルドラマは、予想を超えて攻めた内容だった。
中でも平じゅん子(江口のりこさん)の描かれ方が強烈で、作品全体の印象を決定づけた。
阿部サダヲさんの市郎は、やっぱり制御不能。
新年からここまで振り切った展開を見せられるとは思わなかった。
忘れた頃に思い出してしまうタイプの回。
(ちーず姫)