静かに心をえぐってくる話が続いたと思ったら、最後に急に体温上げてくるの反則だった。
地元、元カレ、今の恋、全部が少しずつ揺れてる中で、あのラストは不意打ちすぎる。
第3話は切なさも現実感もあったのに、最後の数分で一気に印象を持っていかれた感じ。
地元と同窓会が呼び起こす過去
年末に富山の実家へ帰った文菜(杉咲花さん)が、高校時代の友人たちと集まる空気が妙にリアル。
そこに遅れて現れる元カレの柴咲秀(倉悠貴さん)、この時点でちょっと嫌な予感がする。
カラオケの二次会で、別れた理由をみんなで軽くいじる感じも、ありがちだけど刺さる。
遠距離にビビって別れたっていう事実が、時間経っても消えてないのがつらかった。
今はそれぞれ恋人がいるって分かってても、過去はちゃんと残ってるんだなって思わされる。
元カレからの電話が残す余韻
雨の中で父の墓参りをしている文菜(杉咲花さん)にかかってくる柴咲からの電話。
このタイミングで「ちょっと会えないかな?」って言われるの、ずるい。
会ってみたら、今の恋人と遠距離を理由に別れ話が出ているって聞かされる流れも重たい。
そこで文菜が、自分たちが試しもせずに別れた過去を引き合いに出すのが大人になった感じ。
未練じゃなく、後悔を繰り返させないための行動に見えるのが切なかった。
東京に戻っても感情は追いつかない
東京に戻った文菜が会うのが、学生時代のバイト先の先輩・小太郎(岡山天音さん)。
この組み合わせ、会話の温度がちょうどよくて安心する。
そこに先輩作家の山田線(内堀太郎さん)から電話がかかってきて、地元の話で盛り上がるのも自然。
懐かしさと今の生活が混ざって、気づいたらお酒が進んでる感じがリアルだった。
この時点でもう、感情が少し緩んでるのが分かる。
酔っぱらい文菜が全部持っていく
酔ったままゆきお(成田凌さん)の家に帰る文菜(杉咲花さん)。
ソファに座って「むくんでる?」って聞くところから、空気が一気に変わる。
「酔ってることは分かる」って返されて、ゆきおの膝にしがみついて揺れながら「むくんでないでしょ~!」って叫ぶ破壊力。
甘え方が無防備すぎて、今までの静かな文菜とのギャップがすごい。
シャワーに一緒に入ろうってせがむ流れも、恋人の前だから出る顔なんだなって納得した。
SNSがざわついたのも納得
このラストの文菜、可愛いって言われるのも分かるし、現実味があるのも強い。
酔ったときだけ出る素直さとか、好きな人の前でだけ崩れる距離感が刺さる。
成田凌さん演じるゆきおの受け止め方も自然で、変に甘すぎないのが良かった。
恋愛の一番柔らかい部分を、最後にそっと見せられた感じが残る回だった。
まとめ
第3話は、過去と今を行き来する話が続いた分、ラストの酔っぱらい文菜が効きすぎた。
文菜(杉咲花さん)の人間っぽさが一気に前に出てきて、距離が縮まった気がする。
元カレとのやり取りも、今の恋人との時間も、どっちも否定されないのがこのドラマらしい。
静かな話なのに、感情の余韻がちゃんと残る回だった。
(みかんてぃ)

