やさしい空気なのに、気づいたら心の奥に小さなトゲが残ってて、あとからじわじわ効いてくる回だった。
土田文菜(杉咲花さん)の笑顔がふわっとしてるほど、その裏にある不安とか迷いが見えてきて、なんか勝手に感情が引っ張られる。
「普通の恋」っぽいのに、全然普通じゃなくて、静かに崩れていく感じがリアルすぎた。
第5話、見終わったあとしばらく無言になったタイプのやつ。
文菜の“恋が怖くなった理由”が見えてくる回
このドラマって、ずっと土田文菜(杉咲花さん)の心の揺れを丁寧に追ってきてるけど、第5話は特に「だから今の文菜なんだ」って納得させられる内容だった。
別れとか、叶わなかった恋とか、積み重なった小さな傷が、ちゃんと今につながってるのが分かる。
「大切な人とはつきあわないほうがいいのかな」とか、「恋ってなんなんだろ」って考えちゃう気持ち、すごく自然で、他人事じゃない。
杉咲花さんの、迷いながらも前を向こうとする表情がリアルで、見てる側まで一緒に悩んでしまう感じだった。
学生時代の佃との恋が尊くて切ない
大学3年の頃の文菜と、佃武(細田佳央太さん)の恋が、最初は本当にまっすぐでかわいかった。
映画デートしたり、お茶したり、ラブレターに感動して付き合う流れとか、全部がピュアすぎる。
動物園デートで「好きって言ってくれてありがとね」って言う文菜も、幸せすぎて泣いちゃう佃も、見てて胸がぎゅってなった。
細田佳央太さんの佃、優しくて不器用で、感情がそのまま表に出ちゃう感じがすごく役に合ってた。
だからこそ、この恋がどうなるか分かってる状態で見るのがつらかった。
「もっと好きになってほしかった」の破壊力
佃(細田佳央太さん)が正直に「俺そういうのうまくできない」って話す場面、最初は誠実で好印象だった。
自分の弱さを隠さないところも、ちゃんとしてるなって思ったし。
でも、2カ月後に出てきた「もっと好きになってほしかった」って言葉が、あまりにも重かった。
責めてるわけでもないのに、文菜(杉咲花さん)に全部押しつけちゃってる感じがして、見てて苦しかった。
好きだからこそ不安で、でもその不安をどう処理していいか分からなくて、結果的に別れを選んだ感じがリアルすぎた。
現在の恋と過去の恋が重なって見える構成
今の文菜の恋の相手が、佐伯ゆきお(成田凌さん)で、そばに早瀬小太郎(岡山天音さん)もいて、さらに山田線(内堀太郎さん)もいるっていう状況が、かなり複雑。
でもその複雑さが、文菜の心の中そのものみたいに感じる。
過去に傷ついたからこそ、今は踏み出すのが怖いし、近づきすぎないようにしてるのも分かる。
成田凌さんのゆきおのやさしさも、岡山天音さんの小太郎のまっすぐさも、それぞれ違う魅力で、文菜が迷うのも無理ないなって思った。
過去と現在を行き来する構成が、本当にうまくて、感情が追いつかないくらいだった。
まとめ
第5話は、土田文菜(杉咲花さん)がどうして恋に慎重になったのか、その原点をしっかり見せてくれる回だった。
佃武(細田佳央太さん)との短くて濃い恋があったからこそ、今の迷いや怖さがあるんだって納得できたし、切なさも倍増した。
佐伯ゆきお(成田凌さん)や早瀬小太郎(岡山天音さん)との関係も、これからどう変わっていくのか気になりすぎる。
静かで優しいのに、心にはずっと残る、そんな余韻の強い第5話だった。
(あやぴょん)

