冬のなんかさ、春のなんかね 第3話の感想|再会って、こんなに静かに刺さるんだ【ネタバレなし】

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年末の空気って、ただでさえちょっとセンチになるのに、そこに同窓会と元カレ再会とか重ねてくるの、感情のジェットコースターすぎる…。今回は派手な事件はないのに、心の中がずっと忙しい回だった。

同窓会の空気がリアルすぎてつらい

富山の実家に帰って、昔の友達と集まる感じ、あのちょっと懐かしくてちょっと気まずい空気が完璧すぎる。
みんな大人になってるけど、話し方とかノリは高校のままで、そのギャップがなんか刺さる。

そこに遅れて来る柴咲秀(倉悠貴さん)、タイミングまでドラマすぎるのに、本人は自然体なのがまたずるい。
久々に会った瞬間の文菜(杉咲花さん)の表情、あれだけでいろんな感情が混ざってるの分かって、ちょっと胸がぎゅってなる。

別れ話が笑い話みたいに出てくる残酷さ

二次会のカラオケで、別れた理由がみんなの話題になる流れ、現実でも普通にありそうで逆にきつい。
遠距離が怖くて、試しもせずに別れたっていう事実、軽く話してるのに中身は全然軽くないやつ…。

しかも今はお互い恋人がいるって分かってる状態だから、
「もう終わった話」って空気を出さなきゃいけない感じが、見てて地味にしんどい。
過去って、ちゃんと終わってないと、こういうとき静かに戻ってくるんだなって思わされる。

雨の墓参りシーンが感情に直撃する

翌日の墓参りの場面、空気が一気に変わって、昨日のにぎやかさが嘘みたい。
雨の中で一人で立ってる文菜の後ろ姿、言葉が少ない分、気持ちが全部そこに詰まってる感じで、見てる側まで静かになる。

そこにかかってくる柴咲からの電話。
「明日ちょっと会えないかな?」って、たったそれだけなのに、心の中がざわっとする破壊力すごすぎる。
もう関係は終わってるはずなのに、終わってない感情だけが残ってる感じ、あの瞬間の空気ほんと忘れられない…。

大人になったからこその不器用さ

高校生の頃なら、勢いで会いに行って、勢いでやり直してたかもしれないのに、
今はそれぞれの生活も、恋人も、未来の予定もあって、簡単に動けないのが現実すぎる。

文菜の迷い方も、柴咲の距離の取り方も、どっちも優しさと弱さが混ざってて、
正解が分からない感じがすごくリアルで、だからこそ見てて苦しい。

静かな余韻がずっと残るタイプの回

派手な展開じゃないのに、見終わったあとずっと頭の中に残るシーンが多くて、
「あの時のあの表情、どういう気持ちだったんだろう」って何回も思い返してしまう。

恋愛って、付き合ってる時より、終わったあととか、再会した瞬間のほうが感情揺さぶられることもあるんだなって、
そんなことを静かに突きつけられる回だった。

甘さと切なさが同時に来る感じで、胸の奥がちょっとだけ痛くなる余韻が残る第3話。
冬と春の間みたいな、はっきりしない気持ちがそのまま映像になってる感じがして、すごくこのドラマっぽかった。