1話、まじで情報量えぐかった。
同窓会でタイムカプセルを掘り起こすだけのはずが、まさかここまで不穏になるとは。
高木将(キング/間宮祥太朗くん)と猿橋園子(どの子/新木優子ちゃん)の再会シーン、空気が一気に張り詰める。
“悪い子だった6人”の顔が塗りつぶされたアルバムも鳥肌。
ラストまで見て、怖いのに次を押さえきれない感じ。
あの「森のくまさん」演出、トラウマレベルだった。
キング(間宮祥太朗くん)の“ヒーローの絵”に隠された意味
同窓会のラスト、キング(間宮祥太朗くん)が眺めていた“ヒーローの絵”。
あれがただの思い出じゃなくて、彼の「償い」と「守りたい」が混ざった願いに見えた。
子供のころ、いじめてた側だった彼が今になって“ヒーロー”を描いた意味。
「悪者を倒す」って言葉が、過去の自分を倒すってことなのか、まだ分からない。
でも、目の奥にうっすら後悔が残っていて、間宮くんの繊細な演技がズシッとくる。
笑顔と沈黙の切り替え方が、物語のテンポそのものを操ってる感じ。
どの子(新木優子ちゃん)の“静かな復讐”が始まってる?
猿橋園子=どの子(新木優子ちゃん)の存在が、すでに全員の中心。
子供時代のトラウマを抱えたまま、冷静に事件を見つめる姿が怖い。
「一緒に終わらせませんか」ってあのセリフ、声のトーンが優しいのに背筋が凍る。
彼女が復讐をしてる側なのか、それとも止めようとしてるのか。
どちらにも見える演出がうまくて、視聴者が完全に揺さぶられてた。
新木優子ちゃんの“無表情の中の感情”が、このドラマの核になってる。
“森のくまさん”の替え歌=犯行予告説が濃厚
ターボー(森本慎太郎くん)が口ずさんでた「ある貧ちゃん、森のなカンタロー〜」の替え歌。
歌詞の順番で次の犠牲者が予想できるっていう考察、ゾッとした。
“くまさんに出会った”=ニコちゃん(松井玲奈ちゃん)説も出てて、鳥肌。
子供の遊び歌をそのまま“犯人の手口”に繋げるの、天才的に怖い。
森本くんのちょっと無邪気な声が逆に不気味で、聴けば聴くほど意味が変わっていく。
2話でこの替え歌がどう続くのか、考えるだけで息詰まる。
委員長(藤間爽子ちゃん)と先生の“もう一つの罪”
体育倉庫の前にいた少女が委員長(藤間爽子ちゃん)では?っていう考察、かなり信憑性高い。
静かな子ほど見て見ぬふりをしてた、みたいな過去が浮かぶ。
そして担任の大谷先生(赤間麻里子さん)の「先生はいないほうがいいの」ってセリフ。
この一言、絶対ただの善意じゃない。
全員の絵を見てた立場の人間が、事件の鍵を握ってる気しかしない。
“善悪の境界”をぼかす脚本、視聴者を疑心暗鬼にさせるの上手すぎた。
6人の“夢の絵”が未来を決めている?
タイムカプセルに入ってた「みんなの夢の絵」。
それぞれの死に方や事件が、その夢にリンクしてるのが怖すぎる。
空を飛ぶ絵を描いた貧ちゃん(水川かたまりさん)は転落、消防士のカンタロー(工藤阿須加くん)は火事。
偶然とは思えない。
夢が願いじゃなく“呪い”になってる構造が斬新。
この仕掛けの深さ、1話目から考察班を本気にさせてきた。
まとめ
1話は「懐かしさ」と「恐怖」が交差する完璧な導入だった。
高木将(間宮祥太朗くん)と猿橋園子(新木優子ちゃん)の過去、タイムカプセル、森のくまさん、全部が一本の糸で繋がってる感じ。
子供の頃の“悪いこと”が、大人になってから“罰”として返ってくる。
映像のテンポ、音の使い方、セリフの余白。全部が不気味で美しかった。
まだ1話なのに、誰も信用できない世界が完成してる。
このドラマ、考察中毒になる予感しかしない。
(ちーず姫)