『ひと夏の共犯者』第9話、愛衣那のやらかしで心臓止まったかと思った(感想)(ネタバレがあります)

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第9話の温度、ずっと平常じゃなかった。
巧巳(橋本将生さん)と澪/眞希(恒松祐里さん)の関係が深くなるほど、不安の影も濃くなっていくのに、そこへ愛衣那(永瀬莉子さん)が刺しにくるみたいで息が詰まる。
ブレスレット、メモリーカード、風呂。何もかもがフラグだった。
SNSで「あかん!!」「怖すぎ」「やめてくれ〜」の叫びが飛び交ってたけど、その気持ちもう痛いほどわかった。

澪じゃない顔、眞希の存在が見えてしまった瞬間の空気が鋭い

愛衣那(永瀬莉子さん)が気付いてしまう場面、音もなくナイフが落ちてくるみたいだった。
巧巳(橋本将生さん)と眞希(恒松祐里さん)の会話を見たことで、澪の中に別人格がいると理解してしまう、その目が揺れててリアル。
「澪…?それとも眞希?」と追い詰めるように問いかける愛衣那に、眞希は正面から「別人格」と告白する。
信じたいのに信じきれない空気が張り詰めて、言葉より沈黙の方が刺さってた。
澪の柔らかさと眞希の鋭い影、その差がはっきり浮かび上がるシーンだった。

崖の転落、ブレスレット喪失、そして巧巳(橋本将生さん)が走る

眞希と刑事・三宅(柾木玲弥さん)がもみ合いながら転げ落ちた崖、画面の空気が一気に硬くなるほどの緊迫。
澪として目覚めた彼女は記憶が途切れ、ただ「倒れていた男がいた」と語るだけで再び失神…。
眞希の母の形見・ブレスレットを落としたことを知り、巧巳が汗まみれで探しに行く姿がまっすぐで痛いほどだった。
愛する人の欠片を拾いに行くみたいで、その優しさが刺さる。
こういう優しさが、共犯者へ転がり落ちる理由になるんだなと思った。

すべての波はあの風呂場へ向かってた、愛衣那の盗みが始まり

戻ってきた巧巳を風呂へ誘導するときの愛衣那の声、優しいのに内側が読めない怖さがあった。
湯気で視界が曇る間に、彼女は巧巳の服を漁ってメモリーカードを発見。
そのカードは海斗(浅野竣哉さん)の携帯から抜き取った証拠。
それを盗む指先が静かなのに、心の音だけドンって響いてくる。
SNSが「やめてってば」「タイミング最悪」「風呂中も持て!」って叫んでたの、本当そのまま気持ち。
緩い湯気と重い緊張の落差で胃が痛くなる展開だった。

SNSの叫びがまるで現場の悲鳴みたいだった

「うわあああ」「愛衣那やめて」「いや怖!」
タイムラインが悲鳴で埋まるくらい、あの数十秒が強烈だった。
狙いはそれか、って気付いた瞬間に落とし穴の底が見えたみたいで絶望的。
愛衣那は敵なのか味方なのか、ただの被害者か黒幕の芽か。
誰を信じたらいいのかわからない不安が濃くて、でもその不安が物語を中毒みたいに面白くしてる。

まとめ

第9話は静かで冷たい刃物のような緊張がずっと続いてた。
巧巳(橋本将生さん)の優しさ、澪と眞希(恒松祐里さん)の二つの顔、そして愛衣那(永瀬莉子さん)の裏の動き。
全部が混ざる前の境界線でギリギリ揺れてる感じで、見てる側の心臓まで落ち着かない。
あのメモリーカードが次の何を壊すのか、どこへ転がるのか、怖いのに目が離せない。
共犯という言葉の温度が、ここからさらに下がっていく気しかしない。
(あやぴょん)