『ひと夏の共犯者』第2話、橋本将生さん×恒松祐里さんの“布団シーン”が尊すぎて息止まる(感想)(ネタバレがあります)

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第2話、静かな夜の空気が一瞬でざわめきに変わる回だった。
巧巳(橋本将生さん)と澪(恒松祐里さん)の距離が、言葉よりも呼吸で縮まる感じ。
「一緒に寝てもいいですか?」って囁きに、世界の音が止まった。
理性どこいった?って思うけど、ちゃんと優しさで返す巧巳くんの温度がまっすぐすぎた。
見てるこっちは心拍数が上がって、星座の話すら甘く聴こえた。

推しと同居、からの“もう一人の彼女”という沼設定

大学生の巧巳(橋本将生さん)が、推しアイドルAMELの片桐澪(恒松祐里さん)と同居してる時点で夢展開。
でも、その夢には裏がある。
澪の中にはもう一つの人格・眞希がいて、彼女が口にする“海斗の死”の真実が全部を濁らせる。
好きと恐怖が同居してるこの関係、まさに“共犯者”ってタイトル通り。
澪の表情が変わる瞬間の空気の張りつめ方、ゾクってする。
橋本さんの演技も初主演とは思えないほど繊細で、揺れる感情がリアルだった。

「海斗を殺したのは澪じゃない」――静かな衝撃

眞希の言葉が刺さるシーン。
「海斗を殺したのは澪じゃない」って、静かに言うだけなのに一気に温度が下がる。
信じたいのに信じきれない、巧巳(橋本将生さん)の動揺が目で伝わる。
この作品、セリフより“沈黙”で語るのが上手い。
しかも、警察がやってきた時に「ここには一人で来ました」って嘘をつく巧巳の決断、もうその時点で共犯の一歩。
守りたい気持ちと、踏み外していく現実が重なっていく描写がすごく静かで怖い。

布団を並べた夜、息が合う距離と壊れそうな関係

澪(恒松祐里さん)が部屋を訪れて「一緒に寝てもいいですか?」って言う声が、弱くて切なくて。
怖さよりも、寄り添いたいって気持ちが滲んでた。
隣に並んだ布団、わずかな距離。
星座の話をする二人の会話が穏やかで、まるで時間が止まったみたいだった。
SNSでは「理性保ってるのすごい」「星座教えてくれる巧巳メロい」って沸騰状態。
でも、あの優しさの裏で、澪と眞希どちらが話してるのか分からない怖さもある。
恋と狂気の境目が、ほんの一枚の布団の薄さでしかない。

恒松祐里さんの“二つの人格”演技がヤバすぎる

澪の儚さと、眞希の影の濃さ。
同じ顔なのに、まったく別の温度で存在してるのがすごい。
恒松祐里さんの声のトーン、目の焦点、笑い方ひとつで切り替わる瞬間が本当に怖い。
「推し」を愛する巧巳の気持ちが、恋か執着か、それすらも曖昧に見えてくる。
どちらの澪も“本物”に見えるからこそ、彼の選択がどんどん危うくなる。
第2話はただの甘い回じゃなく、深い闇の入口だった気がする。

第3話への期待が高まる“静かな爆弾”の回

警察の影が近づき、澪の行方が話題になり、AMELのメンバーたちがざわつく。
愛衣那(永瀬莉子さん)や瑠奈(秋澤美月さん)、エマ(上原あまねさん)の不安もリアル。
アイドルの光と裏側の影、そのバランスが絶妙で、見ていて息が詰まる。
巧巳の優しさが、彼自身を追い詰める日も近そう。
次回、どんな形で「共犯」が進んでいくのか、心の準備が必要。

まとめ

第2話は、恋と秘密と罪が同じ布団の中に並んでいた。
巧巳(橋本将生さん)の理性がギリギリで、澪(恒松祐里さん)の表情がすべてを翻弄してた。
あの夜の星座の話が、ただの恋の伏線じゃない気がしてゾクっとした。
甘いようで苦い、優しいようで怖い。
このドラマ、見終わるたびに心がふわっと沈む。
でも、その沈み方が癖になる。
(あやぴょん)