『ひと夏の共犯者』、その一言は心えぐりすぎて言葉失った(感想)(ネタバレがあります)

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第11話、空気がずっと張りつめてて、息するタイミング見失った。
巧巳(橋本将生さん)と澪(恒松祐里さん)の距離、近いのに噛み合わなくて、見てる側の感情も置き場なくなる。
優しさだと思ってたものが、角度変わると刃になる瞬間を見せられた感じ。
SNSが荒れるのも無理ない回だったと思う。

逃避行のはずなのに、心は追い詰められていく

塔堂(萩原聖人さん)の突撃で居場所を失って、巧巳と眞希は逃げるように別荘へ。
でも身体は逃げてるのに、心は全然逃げ切れてない。
合宿所だった別荘っていう場所がまた象徴的で、夢と現実が混ざる感じがする。
澪の不安定さも限界に近くて、人格が頻繁に入れ替わるのも見ててしんどい。
守るって何だっけって、ずっと考えさせられる空気だった。

澪の「好き」に込められた必死さ

澪(恒松祐里さん)が巧巳に気持ちを伝えるシーン、声も表情も弱くて切実。
「守るって言ってくれたのがうれしかった」って言葉、信じたかったのが伝わる。
もし自分が好きって言ったらどうするか、って質問も怖さ込み。
拒否されたら崩れるってわかってるのに、それでも聞かずにいられなかった感じ。
この時点で、澪はもう限界だったと思う。

巧巳の迷いが一番残酷な形で出た瞬間

巧巳(橋本将生さん)の「その気持ちには…」って歯切れの悪さ、正直つらい。
はっきり拒否もしないし、受け止めもしない。
その曖昧さが、澪の不安をどんどん増幅させていく。
優しさのつもりでも、逃げてるようにも見える。
この時点で、もう嫌な予感しかしなかった。

「眞希さん、出てきて」が突き刺さりすぎる

「みんな最初は優しかった」「私なんか生きてちゃダメ」って泣く澪。
その言葉、完全にSOS。
そこで巧巳(橋本将生さん)が言った「眞希さん…出てきて眞希さん」。
一瞬、時間止まった。
澪の存在そのものを否定されたみたいで、見てて胸が締め付けられた。

巧巳は誰を守ってきたのか

巧巳はずっと「澪を守る」って言ってた。
でも実際に惹かれて、頼ってきたのは眞希。
澪が弱さを見せた瞬間に、眞希を呼んだのは本音だったと思う。
だからこそ残酷。
守る対象がいつの間にかすり替わってたのが、今回ではっきりした。

共犯関係が壊れ始めた音がした

澪と眞希、巧巳を挟んだ関係がもう均衡保ててない。
三角関係って言葉じゃ軽すぎるくらい、感情が絡み合ってる。
SNSで「巧巳の株下がった」って言われるのもわかる。
でも完全な悪とも言い切れないのが、このドラマの怖さ。
ここからどこまで堕ちるのか、目が離せない。

まとめ

第11話は、優しさが誰かを壊す瞬間を真正面から描いた回だった。
巧巳(橋本将生さん)の一言で、澪(恒松祐里さん)の心が完全に追い詰められたのが苦しい。
守るって言葉の意味が、こんなに重く響くとは思わなかった。
共犯という関係が、愛なのか依存なのか、境界がどんどん曖昧になる。
残りの展開、覚悟して見るしかなさそう。
(あやぴょん)