ドラマ「良いこと悪いこと」第3話の感想(ネタバレあり)

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第3話のあらすじ振り返り

同級生6人の幼い頃の“替え歌”と、同窓会で掘り返されたタイムカプセルが引き金となり、連続不審死事件が動き出している本作。
第3話では、まず“ニコちゃん”こと中島笑美(松井玲奈)が、かつての替え歌の歌詞に呼応するように犠牲者となりました。
警察は「交通事故」と処理したものの、主人公・高木将(間宮祥太朗)と猿橋園子(新木優子)は「そんな偶然ある?!」と確信。
そして、次のターゲットが、親友だった小山隆弘(森本慎太郎/通称ターボー)ではないかという伏線が張られます。
ターボーはアメリカでアプリ会社を起こし、日本に戻っていたタイミングも“偶然すぎる”と園子が警戒。
高木も「そんなヤツが犯人なわけない」と思いつつ、少しずつ疑念に飲まれていく展開。
さらに、幼少期の「夢を描いた絵」が6枚ではなく“7枚”あったという過去の謎が浮上。
つまり、6人+もう一人、という構図の疑いが出てきます。

良かったポイント

ターボーと高木の友情シーンが胸に響きました。
幼い頃に「宇宙飛行士になる」約束を交わしていたというくだりが胸アツで、いきなりミステリーだけではなく“人間ドラマ”を感じさせる展開でした。
第3話でその過去と今がぶつかる瞬間があって、感情が揺さぶられました。
“替え歌=犯行のルール”という仕掛けが明確になってきたのがスッキリしました。
ミステリー好きとして「どうやって次が狙われるのか」というヒントが出始めたので、「次は誰だ?」というワクワク感が増しました。
園子がターボーを疑い始めることで、友情・信頼がグラつき始めており、誰が味方で誰が敵か見えにくくなってきたのが良かったです。
安心できない緊張感があります。

気になった/惜しいと思ったところ

警察の動きが少し雑に感じました。
ニコちゃんの事故を“ただの交通事故”で片付けるのは視聴者として「え?本気でそう思う?」という気持ちになってしまいました。
リアリティが少し薄れた気がします。
ターボーの帰国タイミングがあまりにも都合良すぎて、「いや、裏があるでしょ?」と逆に視聴者が穿って見てしまう感もありました。
演出としては効果的ですが少し強引に感じる人もいるかもしれません。
過去の「夢の絵」や「7人」という伏線が出てきたのは面白いですが、説明が少ないので「え?それでどう動くの?」と置いてけぼりになる瞬間がありました。
もう少し丁寧に回収されると嬉しいなと思いました。

次回予想&期待すること

次回はターボーが本格的に狙われる、あるいはターボー自身が何か動きを見せる展開が濃厚だと思います。
また、「7人目」の存在が誰なのか、どんな関係性なのかがますます鍵になりそうです。
今まで6人だけ注目していたけど、もう1人いるということは、視聴者の想定外の人物が黒幕かもしれません。
そして、友情・裏切り・いじめの因果がどう絡むのかも気になります。
園子の“いじめ被害者説”もまだ完全には解消されておらず、このあたりが深掘りされると複雑さが増して面白くなりそうです。
次回も期待大です!
(あいちゃん)

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