第3話、もうまるで漫才だった。
勝男(竹内涼真さん)と椿(中条あやみさん)の言い合いがテンポ良すぎて、笑うしかない。
なのにその裏で、ちょっと寂しさがにじむからずるい。
夏帆さん演じる鮎美の存在が遠くにある分、勝男の“未練とプライド”が混ざった空気がリアル。
「料理は女の仕事」だった彼が、今はおでん片手に価値観の再教育を受けてるの、最高にドラマチックだった。
勝男(竹内涼真さん)、おでんに人生をかける
鮎美(夏帆さん)と別れてから、どこか吹っ切れない勝男。
マッチングアプリで出会った椿(中条あやみさん)との“おうちデート”が、そんな彼のターニングポイントに。
前日からおでんを仕込み、テンション高めに「手作りおでんです!」と披露する姿が、妙にかわいかった。
でも返ってきたのは「コンビニでも買えるじゃん」の冷たい一言。
あの瞬間の沈黙、見てるこっちまで「うわぁ…」って顔になった。
自分が本気で作ったものを軽く扱われたら、誰だって心折れるよね。
椿(中条あやみさん)の無神経すぎる正直さ
椿は悪気ゼロなんだろうけど、口に出す言葉が毎回爆弾級。
「おでんって早くない?」とか「料亭には勝てないけどコンビニぐらい」って、もはや言葉の暴力。
それでも全然悪びれないそのマイペースさが、逆にリアルで面白い。
「パン焼いてるし、パスタソースでパスタ作る」って堂々と言うのも最高だった。
中条あやみさんの演技、軽やかな毒舌が絶妙。
見てて腹立つのに、なぜか憎めないのがすごい。
言い合いのシーン、火花どころか爆発寸前
「それはさ、料理してるって言える?」って嫌味を言い返す勝男。
完全にキレモード入ってて、表情の演技がリアルすぎた。
2人とも正論をぶつけ合ってるのに、どっちもズレてるのが面白い。
おでんを挟んだ口論なのに、なぜか恋愛バトルに見えてしまう不思議なテンション。
SNSでも「この2人どっちもどっち」「もう夫婦漫才」「ずっとケンカしててほしい」って大盛り上がり。
“火、切った!!!”ってコメントまで出てたのも納得。
ラストの“和解飲み”が地味に沁みた
あれだけ言い合ってたのに、最後は仲良く飲んでる2人。
お互い元恋人を引きずってるからこその、妙な安心感があった。
恋じゃなくて、ちょっと寂しい人同士のつながり。
笑いながらも、2人の孤独がちらっと見える感じがよかった。
これで終わりじゃなくて、ここから“友達未満コンビ”として進化していく予感がする。
椿の存在が、勝男の変化を引き出すキーパーソンになりそう。
SNSでも「バトル神回」と話題
放送直後、X(旧Twitter)では「勝男反撃!」「この女強すぎ」「セリフの応酬が最高」などのコメントが殺到。
“料理×恋愛×口ゲンカ”という新しい化学反応が生まれた感じ。
「勝男がちょっと料理覚えた途端、マウント取り始めたの笑う」とか、「この2人、地味に相性いい」などの声も多かった。
確かに、ケンカの相性って、恋の相性と紙一重。
第4話でこの関係がどう転がるのか、ますます気になる。
まとめ
第3話は、笑いとイライラとちょっとの切なさが混ざった“最高のケンカ回”だった。
竹内涼真さんの「成長したいのに空回りする男」感と、中条あやみさんの「本音しか言えない女」感が見事にぶつかる。
夏帆さんの鮎美は登場シーン少なめでも、存在感は健在で、勝男の中にまだ息づいてるのが伝わった。
一皿のおでんで価値観をぶつけ合うこのドラマ、どんどん深くなってきてる。
次は“料理”じゃなく“心”でぶつかる予感しかしない。
(あやぴょん)
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