第4話、見てるこっちの胃がキュッてなるくらい、山岸鮎美(夏帆さん)の姿がリアルだった。
ミナト(青木柚さん)との同棲が始まって、“幸せのはじまり”のはずなのに、部屋の空気がどこか不安定。
笑ってるのに、手が震えてるような感じ。
「愛してる」と「依存してる」の違いって、こういう瞬間ににじみ出るんだなと思った。  
鮎美(夏帆さん)の「頑張りすぎる幸せ」
同棲初日、鮎美(夏帆さん)は全力で動いてた。
掃除して、料理して、ミナト(青木柚さん)が喜ぶ顔を想像して動く姿、もう見てて切なくなる。
“好き”のエネルギーが強すぎて、自分の存在が後回しになってる感じ。
オムライスを作って、ケチャップで「ミナトさん」って書く手つきの丁寧さが逆に痛い。
誰かを想う気持ちは素敵だけど、「それで自分が消えていく」のを止められないのが、彼女の一番の弱さかもしれない。  
バーでのすれ違い、心の温度差がじわる
鮎美が「夜ご飯は一緒に家で食べない?」って言う時の笑顔、ほんの少しだけ震えてた。
ミナト(青木柚さん)はまだ飲みたい様子で、彼女を置いていく空気も自然。
でもその自然さが、鮎美には小さな刺になって残る。
1人で帰る夜道、きっとスマホを何度も見てたと思う。
想像しちゃうんだよね、「他の子と笑ってるかも」とか。
自分で「気にしない女になる!」って言い聞かせてるのに、胸の奥は正直。
この瞬間、彼女の“我慢の記憶”がまた動き出してた気がする。  
勝男(竹内涼真さん)の影と、繰り返す依存の輪
勝男(竹内涼真さん)と付き合ってた頃も、鮎美(夏帆さん)はずっと我慢してた。
自分の気持ちを言葉にできず、ただ相手の期待に合わせる。
その関係を終わらせたのに、ミナト(青木柚さん)との暮らしでまた同じパターンを踏んでしまう。
「もう我慢はしない」って決めてたのに、気づけば料理を作って待ってる。
まるで“待つこと”が愛の証みたいに。
だけど、その優しさが時々、自分を縛るロープになるんだよね。  
SNSの声がやさしくも鋭い
「依存体質すぎる」「まず一人暮らししたほうがいい」「尽くす女の呪縛から抜けて」
そんな言葉がSNSに並んでた。
でも、責めるよりも“心配”のトーンが多いのが印象的。
みんな、どこかで鮎美(夏帆さん)に自分を重ねてるんだと思う。
「いい女」って言葉が、こんなにも呪いになること、誰もがちょっと知ってる。
依存じゃなく、共に生きる愛。
それを見つけてほしいって、視聴者全員が願ってた夜だった。  
まとめ
第4話は、恋のキラキラよりも、人間の弱さと優しさを正面から見せてきた。
鮎美(夏帆さん)はまだ「誰かといる自分」にしがみついてるけど、その手を少しずつ離せたら、きっと違う空が見える。
勝男(竹内涼真さん)も変わり始めてる今、彼女にも“自分の人生の味”を作ってほしい。
依存から自由になること、それもまた愛の形なんだと思った。
(みかんてぃ)
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