『じゃあ、あんたが作ってみろよ』第4話、勝男の“飲みに行きません?”が青春みたいで尊い(感想)(ネタバレがあります)

本ページはプロモーションが含まれています

第4話、なんか優しさで包まれた時間だった。
勝男(竹内涼真さん)が南川(杏花さん)に「飲みに行きません?」って誘われた瞬間の顔、あんな素直な笑顔久々に見た。
“料理を通して成長する男”ってテーマなのに、今回は人との関わり方までちゃんと描かれてて、心の温度がじんわり上がった。
恋とか友情とかじゃ片づけられない、あの会話の距離感が絶妙すぎる。

勝男(竹内涼真さん)の不器用すぎる優しさに泣ける

鮎美(夏帆さん)と別れてから、勝男(竹内涼真さん)はずっと「正しさ」を探してた気がする。
誰かを守りたいのに、うまく言葉が出てこない。
南川(杏花さん)に“元カレは無関係”って言われたときの目が、ほんの一瞬だけ迷子みたいで切なかった。
でも今回の勝男は、ちゃんと「自分が浅はかだった」って言葉にしてた。
反省する姿が自然で、ただの反省文じゃなく“心の成長”が見える感じ。
竹内さんの表情の中に、男のプライドと素直さの共存がちゃんとあって、じーんとした。

南川(杏花さん)の言葉がまっすぐ刺さる

南川のセリフ、どれも飾り気がなくてリアル。
「割り切った関係が幸せかわからない」って吐き出す場面、静かなのに重かった。
それを笑いにせず、ちゃんと受け止めてくれたのが勝男だったのも良かった。
彼女のメイクも衣装も、強く見えるのに実は繊細っていうバランスが完璧。
「誘いたくなる先輩になったんじゃないですか」っていうラストの一言、優しさの中にちゃんと尊敬があって泣けた。
杏花さんの声のトーンが柔らかくて、余韻が残りすぎる。

“飲みに行きません?”の破壊力が想像以上

あの一言、ただの誘いじゃなかった。
今までの勝男(竹内涼真さん)なら、きっと照れ隠しで冗談っぽく返してたと思う。
でも今回は素直に「うれしい」って言葉にした。
その瞬間、南川との間に流れた空気がやわらかくなって、まるで音楽が止まったみたい。
「誘いたくなる先輩になったんじゃないですか」って返されたときの、照れ笑い。
青春でも恋愛でもない、純粋な“人としての繋がり”に泣けた。
SNSで「かわいい!」「今日の勝男、最高」って溢れてたのも完全に同意。

鮎美(夏帆さん)とミナト(青木柚さん)の距離感も気になる

勝男の成長を描きながら、鮎美(夏帆さん)側の物語もちゃんと進んでるのがすごい。
ミナト(青木柚さん)との同棲が始まったのに、まだどこか“勝男との過去”が尾を引いてる感じ。
キッチンのシーンでふと見せる表情が、まだ完全に吹っ切れてない。
夏帆さんの静かな演技って、心の奥に残る温度がほんとに繊細。
恋が終わったあとに見せる“新しい自分”の探し方がリアルで、胸がきゅっとなる。

“古い当たり前”を壊していくドラマの優しさ

料理も恋愛も、誰がやるかじゃなくてどう向き合うか。
このドラマは説教くさくならずに、ちゃんと笑いながら価値観を更新してくれる。
「料理は女の仕事」って思ってた勝男が、今は“人としてちゃんと聞く”ところまで成長してるのが尊い。
第4話は、恋よりも“人としての変化”を描いた回。
テンポも良くて、見終わった後に心が柔らかくなる。

まとめ

第4話は、恋じゃなく“優しさ”が主役だった。
勝男(竹内涼真さん)と南川(杏花さん)のやり取りに、仕事の中で生まれる信頼の形が全部詰まってた。
「飲みに行きません?」の一言が、過去の自分を乗り越える合図みたいで泣けた。
そして、鮎美(夏帆さん)とミナト(青木柚さん)の新しい関係も静かに進化中。
優しさって、距離の取り方でもあるんだなって思える回だった。
(あやぴょん)

「じゃあ、あんたが作ってみろよ」の関連グッズを楽天ブックスで探す
「じゃあ、あんたが作ってみろよ」の関連グッズをAmazonで探す