『じゃあ、あんたが作ってみろよ』第1話、竹内涼真さんの“筑前煮チャレンジ”がカオスすぎた(感想)(ネタバレがあります)

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第1話、タイトル通りの展開なのに、想像を軽く超えてた。
海老原勝男(竹内涼真さん)が「料理?俺が?」って言う顔、もう完全に現実逃避してた。
鮎美(夏帆さん)にフラれて落ち込みながらも、まさか筑前煮で人生を学ぶなんて誰が想像する?
見てるこっちは笑いながら「水止めてーー!」って叫んでた。
リアルすぎて刺さるコメディってこういうの。

「料理は女の仕事」発言からの大転倒

勝男(竹内涼真さん)は最初、「料理は女が作って当たり前」とか言ってて、典型的な昭和マインド全開。
でも、その自信満々さが、いざ包丁握った瞬間に粉々に砕けるのが最高に痛快。
スーパーでみりんと酒を前に「どれ?」って固まってる姿、リアルに“初心者あるある”すぎて笑うしかなかった。
店員さんに「間違えてないですよね?」って聞く勇気だけは褒めたい。
レシート見て「高っ!」ってなるのも、地味に共感ポイント。

スーパーで既に戦闘不能

食材を探すだけで汗だくの勝男(竹内涼真さん)。
一歩一歩が“未知との遭遇”って感じで、観てる側もハラハラ。
スマホのレシピアプリを見ながら、みりんと料理酒の違いに迷子になるの最高にリアル。
そして合計4380円。
「どんな高級筑前煮やねん!」って突っ込みたくなるけど、初めての買い物ってだいたいそうなるんだよね。
料理の前に買い物でHPゼロ。

水出しっぱなしシーンがSNSを席巻

帰宅した勝男が「疲れた。こっから作るのか…」って呟くの、めちゃくちゃリアル。
で、野菜を洗いながらずっと蛇口を閉めないまま、ピーラー探してウロウロ。
あの“水道水BGM”、地味に罪悪感のある音。
SNSで「水止めろーー!」「準備してからやれww」って総ツッコミされてたのも納得。
生活音と焦りが混ざった空気感がリアルすぎて、もうドキュメンタリー。
笑えるのに、どこか心に刺さる。

鮎美(夏帆さん)の「無理」に込められた意味

鮎美(夏帆さん)の「無理」って、ただの拒否じゃなくて、“一緒に暮らす努力が足りなかった”っていう静かな怒りが滲んでた。
恋人ファーストで頑張ってきた分、勝男の無自覚なモラルハラスメントが積もってたんだと思う。
筑前煮は、そんな二人の関係をもう一度煮込み直す象徴。
夏帆さんの演技、セリフ少ないのにすごく繊細。
「料理って愛情」とかじゃなく、“考え方を見直すための行動”に描いてるのが新鮮だった。

南川(杏花さん)の一言が神すぎた

会社の後輩・南川(杏花さん)の「筑前煮を作ってみたら、元カノの気持ちがわかるんじゃないですか?」ってセリフが、地味に神。
軽い一言に聞こえるけど、実はこのドラマのテーマを全部言ってる。
勝男の“当たり前”が壊れていくのはここから。
彼女のアドバイスで、男のプライドがぐつぐつ煮崩れていくの、見ててちょっと気持ちいい。
南川ちゃん、あの笑顔の裏で人生の核心突いてるタイプ。

まとめ

第1話は、笑いながら自分の「無意識の当たり前」を突きつけられる感じだった。
勝男(竹内涼真さん)の“ダサかわいい成長”がもう愛しくて、夏帆さんの表情が切なくて。
筑前煮ってこんなに深いドラマになる?ってくらい、生活のリアルと心の変化が詰まってた。
水止めないシーンで笑って、後半でちょっと考えさせられる。
このバランス、ほんとクセになる。
(みかんてぃ)