第6話、ほんわりした空気の中に“言えなかった気持ち”が静かにあふれてきて、気づいたら涙がこぼれそうになった。
渉(北村有起哉さん)とあん(仲間由紀恵さん)、順(小瀧望さん)、ゆず(近藤華さん)…それぞれの胸の奥にずっとあった言葉がぽろぽろこぼれていく回で、なんか見てるこっちの心まであったかくなる感じだった。
おでんパーティーという平和な場所で、家族の本音がじんわり滲むのが優しすぎた。
ゆず(近藤華さん)が見た奈央(小野花梨さん)と志保(石井杏奈さん)の“2人の歴史”が温かい
三階のゆず(近藤華さん)は、奈央(小野花梨さん)と志保(石井杏奈さん)の映画を撮影していた。
子どもの頃から他人が怖かった志保と、笑うことで心を守ってきた奈央。
高校からの恋人で、上京して2人で暮らして、夢を語り合ってきたことを嬉しそうに話す奈央の横顔が、ゆずのまなざしに優しく映ってた。
でも“キッチンカーの夢は難しい”と知って、ゆずの心に小さな痛みが走る。
人の幸せを自分のことみたいに願えるゆずの優しさが、ほんと愛しい。
渉(北村有起哉さん)が順(小瀧望さん)と過ごす何気ない時間が逆にせつない
渉は順とおでん屋へ。
離婚のことは言わず、楽しそうにおでんをつつく姿が、逆に言葉にできない重さを抱えてるのが伝わってきて胸がきゅっとした。
あん(仲間由紀恵さん)は「順はずっと離婚の約束知ってたんだ」と気づいてしまって胸がざわざわ。
3人とも、言えなかった思いを抱えたまま“普通の時間”を過ごしてる感じが、静かに切なくて苦しい。
永島家の“疲れ切った夜”がリアルで泣き笑いしそう
一階の永島慎一(草刈正雄さん)とさとこ(阿川佐和子さん)は育児の疲れでソファに倒れ込んで寝落ち。
散らかった部屋でそのままお酒を飲む2人の姿、力が抜けてて、でもちゃんと生活のぬくもりがあって、なんか目がじんとした。
そんな中で順(小瀧望さん)が「おでんパーティーしよ!」と提案して、住人みんなが永島家に集まる。
おでんを囲む空気があまりにやわらかくて、「このマンションの人たち、みんな優しいな…」って素直に思えた。
渉の“キッチンカー支援”提案が優しすぎて泣ける
パーティー中、渉は奈央と志保のキッチンカー購入を“みんなでお金を出し合おう”と提案。
2人は「対等じゃなくなる」と断るけど、その優しさをまっすぐ受け取って、感謝の気持ちを伝える。
助けたい渉と、自分の形を守りたい奈央と志保。
この3人のやり取り、優しさしかなくて胸にすーっと広がるものがあった。
順(小瀧望さん)の「うん」で全部ほどけた瞬間が苦しくてあたたかい
おでん後、渉が順に
「離婚するって、ずっと知ってた?」
と聞くと、順は小さく「うん」と涙をこぼす。
その涙の意味が、もう全部ひとつずつ伝わってきて押しつぶされそうになった。
ゆずも“最近知った”と話して、渉はもう何も言えなくなる。
あんは泣きながら順に「ずっと気を遣わせてごめん」と謝り、順は
「なんで謝るん?愛してくれてるの分かってるよ」
と言って、
「離婚しても家族は大好き。お父さんとお母さんの子どもで良かった」
と笑って泣く。
この瞬間、小倉家の絆がふわっと光った気がした。
まとめ
第6話は、誰も声に出せなかった気持ちが少しずつほぐれていく回で、全部の場面がやわらかくてあたたかかった。
渉(北村有起哉さん)もあん(仲間由紀恵さん)も順(小瀧望さん)もゆず(近藤華さん)も、みんな不器用なのに、大切に思う気持ちだけはすごくまっすぐ。
離婚しても家族は家族で、その形が変わっても愛はちゃんと残るんだって、胸にしみる優しさがいっぱい詰まってた。
見終わったあと、静かに涙がにじんでくるような回だった。
(ゆめのん)

