「家庭教師の岸騎士です。」第2話の感想|添い寝学習の裏で見えた本音【ネタバレなし】

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ヤンキー高校生の徹(田中洸希くん)と、家庭教師のキシキシ(沢村玲さん)。この組み合わせだけでもう強いのに、第2話は空気の揺れ方がちょっと違ってて、見終わったあと胸の奥がじんわりする感じ。公式あらすじの範囲だけでも十分インパクトあるけど、実際の映像と間の取り方で、感情の振れ幅が何倍にもなってくるのがこの回のすごいところ。

「添い寝学習」というワードの破壊力

ベッドに転がって抵抗する徹(田中洸希くん)に対して、まさかの新スタイルを繰り出すキシキシ(沢村玲さん)。文字で読むとコミカルなのに、映像だと妙にリアルで、距離感の近さが心拍数を上げてくるやつ。ここ、ただのドキドキ担当シーンじゃなくて、ふたりの関係性が一段階ズレる瞬間でもあって、後から思い返すと意味深だったなってなるタイプの場面。あの沈黙の数秒、忘れられない。

外見で決めつけられる痛みが、ちゃんと描かれてる

徹(田中洸希くん)がやる気ゼロを装うの、最初は反抗期あるあるに見えるけど、視線の泳ぎ方とか声のトーンで「慣れてるんだろうな…」って伝わってくるのがつらい。そこに対してキシキシ(沢村玲さん)が放つ言葉が、正論じゃなくて観察の結果なのが良い。褒め方が軽くないし、上からでもない。だからこそ刺さるし、刺さった瞬間の徹の表情が、ほんとに一瞬だけ崩れるのが見逃せない。

帰り道の目撃シーン、静かに刺さるやつ

子どもたちに見せた徹(田中洸希くん)の行動を、キシキシ(沢村玲さん)が目撃する場面。派手な演出はないのに、ここで一気に印象が反転する感じがして、心の中で「え、ちょっと待って」ってなる。まさかあの人物が…!って言いたくなる種類の驚きじゃなくて、じわっと評価が書き換わるタイプの衝撃。こういう描き方、地味に効く。

少しずつ変わる、ってこういうこと

第2話は大事件が起きる回じゃないけど、確実に歯車がひとつ噛み合う感触がある。徹(田中洸希くん)の態度が劇的に変わるわけでもなく、キシキシ(沢村玲さん)が魔法みたいに全部解決するわけでもない。ただ、同じ空間にいる時の空気が、ほんの少しだけ柔らかくなる。その「ほんの少し」が、後で振り返るとすごく大事だったってわかるタイプの回で、そこがまたずるい。

笑えるのに、ちゃんと心に残るバランス

添い寝学習のインパクトでつい軽い回に見えがちだけど、テーマはずっと一貫してて、外見と中身のギャップ、信じてもらえないことへの諦め、そこに差し込まれる一言の重さ。笑ってるうちに、いつの間にか感情が連れていかれてる感じがして、あの場面の衝撃は忘れられない、ってなるのも納得。全話見終わった今でも、第2話の空気はちゃんと思い出せるくらい、印象に残る回だった。