第6話、アイドルの恋とファンの愛が正面からぶつかった。
皇太(大橋和也さん)の言葉が全部まっすぐで、まぶしいのに、危なっかしくてハラハラする。
さほ子(畑芽育さん)を本気で愛してるのは伝わるけど、アイドルとしての立場があまりにも繊細。
一方で、叶翔(木村慧人さん)とえみか(矢吹奈子さん)の“芸能界ラブ”は、完璧に恋の教科書だった。
胸キュンとモヤモヤが交互に来て、感情が追いつかない回だった。
皇太(大橋和也さん)の恋愛宣言がまっすぐすぎて怖い
皇太が「彼女ができてもファンを思う気持ちは1mmも変わらない」と言い切る場面。
その自信がかっこいい反面、ファンの目線だと心臓に悪い。
一生(NAOYAさん)に「別れるって選択肢はないの?」と聞かれても、即答で「ない」と言い切る皇太。
“アイドルとしての誠実さ”と“男としての愛情”がぶつかる瞬間。
彼の恋愛観は理想的だけど、現実のリスクが見えない危うさもある。
「ファンに伝える」とまで言ったとき、画面越しに思わず「やめとけ皇太!」って声出た。
さほ子(畑芽育さん)視点では幸福、オタク視点では恐怖
さほ子から見れば、これ以上ないほど愛されてる。
「私のこと、こんなに大事にしてくれる人いる?」って思うくらい。
でも、ファン視点では、“太陽が誰かのものになる”ことへの喪失感がリアル。
アンミカさんの「ファンの子らを置き去りにしたらあかんよ」ってセリフが、まさに核心だった。
皇太が「アイドル=恋の代わり」っていう幻想を壊す覚悟があるなら、応援したくもなる。
でもその純粋さが刃にもなる。今の皇太は、夢と現実の境界を知らない少年みたい。
一生(NAOYAさん)の“苦い正論”が光った
「皇太は太陽なんだ。変わっちゃうんじゃないかって不安なんだよ」
このセリフ、オタクの心の代弁すぎた。
彼が“嫉妬”じゃなく“責任感”で止めようとしてるのが伝わる。
一生が悪者に見えないのは、彼もまた皇太を守りたいから。
NAOYAさんの静かな芝居が、言葉より重かった。
こういう“正しいけど切ない立場”を描けるのが、このドラマの魅力。
叶翔(木村慧人さん)×えみか(矢吹奈子さん)の遊園地デートが神回
“ドラマの役作り”という名目で始まったデート、実質ラブコメの宝箱。
えみかの「さしすせそ」作戦をすぐ見抜く叶翔の余裕が最高だった。
「演技禁止な」って言われてからの空気、完全に恋のスイッチ入ってた。
そして最後の「今まででいちばん忘れられないキスシーンにしてやるよ」は、破壊力MAX。
嫉妬+独占欲+照れ=沼の方程式。
矢吹奈子さんのリアクションも自然で、二人のテンポが完璧すぎた。
“芸能界ラブ”と“アイドルの恋”の対比がエモすぎる
同じ恋でも、叶翔とえみかの関係は大人でプロ。
一方の皇太とさほ子は、純粋で危うい。
どちらも“好き”を守るために戦ってるけど、立場が全然違う。
だから第6話は、恋の形そのものを見つめ直す回だった。
現実的に考えれば皇太は危ない橋を渡ってるけど、理想論としては眩しすぎる。
見てる側も、どの恋を信じるかで揺れる。
まとめ
第6話は、アイドルという職業の“恋の難しさ”を真正面から描いた。
皇太(大橋和也さん)のまっすぐすぎる愛情は痛いほど美しい。
でも同時に、一生(NAOYAさん)の正論も正しい。
そして、叶翔(木村慧人さん)とえみか(矢吹奈子さん)が見せた恋の成熟が、全体のバランスを取ってた。
「恋は自由、でも責任がつきまとう」ってテーマが、全部のカットに宿ってた。
恋の理想と現実、その狭間で泣ける。次回も感情ジェットコースター確定。
(こころん)

