「第2話、想像よりずっと深く刺さったんだけど…」って感じ。
若梅さほ子(畑芽育さん)と桐ヶ谷皇太(大橋和也くん)の距離、近いようで微妙にすれ違うの、わかる人にはわかるやつ。
しかも“アイドルの現実”がちゃんと痛い。
笑った瞬間に、次の秒で胸ギュってなるタイプ。
セリフも間も、ちょっとした視線も全部ヒントで、見終わってから余韻が長い。
第2話ざっくり:ふたり、同じ部屋で別のこと考えてるのエモすぎ
超人気グループ「LiKE LEGEND」の桐ヶ谷皇太(大橋和也くん)にスキャンダル報道→無期限活動休止。
マスコミは自宅まで来るわ、世界が一気に敵モード。
そこで遊馬叶翔(木村慧人さん)が「作戦開始」みたいに動いて、巨大ダンボールで皇太を搬入、避難先は…若梅さほ子(畑芽育さん)の家。
だけどさ、ちょっと前にさほ子は皇太に振られてるのよ。
ふたりきりの空間に、気まずさとドキドキが一緒に座ってる感じ。
心の声が聞こえそうで、視線の逃し方までドラマ。
皇太(大橋和也くん)の告白が刺さる:玲衣のことになると呼吸が浅くなる
熱で弱ってる皇太が、さほ子にぽつりと「玲衣」の話。
幼なじみの玲衣(星乃夢奈さん)は“家族みたいな特別”。
でも彼女の想いに気付いて距離を取った直後、突然の事故で…もう戻れない。
“正しさ”と“優しさ”の間で判断が遅れた悔い、声の揺れで全部伝わる。
「あのときの俺は臆病だった」の温度が低くて、逆に熱い。
手の置き場を迷う仕草、まぶたの動き、小さなため息。
大橋和也くんの表情演技、言葉より雄弁。
さほ子(畑芽育さん)のブレない優しさ:短い言葉がいちばん強い
「私は信じません。あなたが周りを大事にしないはずないです」――若梅さほ子(畑芽育さん)、この一言の説得力。
慰めじゃなく、事実としての肯定。
過去の“振られた痛み”を抱えながら、それでも目の前の皇太をちゃんと見てる。
頼りなげな笑顔じゃなく、凛としたまなざし。
優しさって甘やかしじゃない、って体現してる。
畑芽育さんの声の透明感が、部屋の空気を少しだけ明るくして、皇太の肩から力が抜けていくのがわかる。
段ボール搬入作戦と“LiKE LEGEND”の現実味:叶翔(木村慧人さん)が良い相棒
遊馬叶翔(木村慧人さん)の機転が、重くなりがちな物語に呼吸をつくってくれる。
荷物に偽装して友だちを守るって、発想はコミカルなのに、背景はガチでシビア。
扉の向こうのフラッシュ、廊下の足音、スマホの通知――外は騒音、内は静寂。
このコントラストが効いてる。
来栖晴(山中柔太朗さん)も、ただの“同僚”じゃない温度があって、グループのチーム感がにじむ。
アイドルの“仕事仲間”と“友だち”のラインが、曖昧だからこそ尊い。
映画版とのつながり:ドラマだけの皇太目線がちゃんとご褒美
映画を観た人への“追いおやつ”みたいに、ドラマは皇太の視点が濃い。
彼がどんな景色を見て、どんな瞬間に胸が締め付けられていたかが描かれてて、「この表情、映画のあの場面の答えじゃん…」ってなる。
七瀬えみか(矢吹奈子さん)の矢印もちらっと効いて、関係線が立体化。
さらに榛名優生(大久保波留さん)や成瀬一生(NAOYAさん)がいることで、グループ内のバランスが見える。
点だったエピソードが、線どころか面で迫ってくる。
まとめ
第2話は、派手な出来事より“心のスイッチがカチッと動く音”が主役。
桐ヶ谷皇太(大橋和也くん)の告白は、傷を見せる勇気の話で、若梅さほ子(畑芽育さん)の言葉は、その勇気を受け止める手の温度。
遊馬叶翔(木村慧人さん)や来栖晴(山中柔太朗さん)も、ただの周辺じゃない存在感で支えてくる。
タイムラインがざわついたの、すごく納得。
次にふたりが同じ景色をどこまで共有できるか、静かに期待がふくらむ。
(あやぴょん)