今回の第10話、表面上は落ち着いた日常に見えるのに、見ているとずっと胸の奥がざわざわしてしまう回だった。大きな事件が起きているわけではないのに、登場人物それぞれの気持ちが少しずつ揺れていて、その空気がすごくリアル。
特に同棲生活が始まった菜穂(宮本茉由さん)と徹(戸塚祥太さん)の関係。穏やかなはずの時間の中に、言葉にできない不安が漂っている感じが印象的だった。
菜穂(宮本茉由さん)の心の揺れ
菜穂(宮本茉由さん)は徹(戸塚祥太さん)との新しい生活をスタートさせたはずなのに、どこか落ち着かない様子が続く。特別な出来事があるわけじゃないのに、その違和感がずっと残る感じ。
一緒にいる時間は確かに穏やか。でも、その穏やかさの中に小さな不安が混ざっているのが見ていて伝わってくる。こういう感情の描き方、このドラマすごくうまいと思う。
見ている側としても「この空気、なんとなく分かる…」って思ってしまう瞬間が何度もあった。
徹(戸塚祥太さん)の焦りが怖い
今回かなり印象に残ったのが、徹(戸塚祥太さん)の様子。菜穂(宮本茉由さん)の心が離れてしまうことを極端に恐れているのが、だんだん見えてくる。
それが優しさだけじゃなくて、少しずつ焦りの形になっていく感じ。見ていて「大丈夫かな…」って思ってしまう瞬間が増えていく。
そして終盤、徹(戸塚祥太さん)がとった“ある行動”。ここは本当に驚いた。詳しくは言えないけど、あの瞬間の空気の変わり方はかなり強烈だった。
省吾(猪塚健太さん)の危うさ
一方で、省吾(猪塚健太さん)の状況もかなり重い。不倫や勤務態度を理由に謹慎処分になったことで、精神的に追い詰められている様子が伝わってくる。
そんな中で、唯一の理解者だと思い込んでいるのが綾香(片山萌美さん)。その依存がどんどん強くなっていく流れが、見ていて不安になる。
本人にとっては救いのように見えている関係でも、どこか危うさがある。この空気がずっと続く感じが印象的だった。
静かなのに心がざわつく回
今回のエピソード、派手な出来事があるわけではないのに、登場人物の感情が少しずつ動いていくのがとても印象的だった。
日常の会話や沈黙の中に、色んな思いが隠れている感じ。見ている側としては、その違和感をずっと感じながら物語を追うことになる。
そして終盤の流れ。見た人なら「あの瞬間、空気変わったよね」って絶対思うはず。静かな回なのに、あとからじわじわ効いてくるタイプのエピソードだった。

