第6話、鮎美(夏帆さん)の髪が変わった瞬間、ドラマの空気も変わった。
ピンクから茶色へ――たったそれだけの変化なのに、まるで別人みたいに柔らかくて強い。
“誰かのための自分”から、“自分のための自分”へ。
その一歩を髪で表したようで、見てるこっちまで少し泣きそうになった。
婚活パーティーで気づいた“他人軸の自分”
ミナト(青木柚さん)に「結婚願望がない」と言われた鮎美(夏帆さん)は、
同僚に誘われて年収900万円以上限定の婚活パーティーに参加。
そこで坂口(山添寛さん)に「なんでその色にしたの?」と聞かれ、
「友だちがしてて…」と答える自分にハッとする。
軽い会話の中に、他人に合わせて生きてきた自分の癖がにじむ。
その“気づき”が、この回のすべてを動かした。
人の評価や視線じゃなく、自分の意思で選ぶことの難しさと尊さが、たった一言で伝わった。
図書館での再会、勝男(竹内涼真さん)の言葉が優しすぎた
婚活パーティー帰り、偶然図書館で勝男(竹内涼真さん)と再会。
鮎美の「誰かに頼ってばっかりで…惨めだよね」という言葉に、
勝男が「鮎美は馬鹿でも惨めでもない。俺といるときからそう」と答える。
このセリフ、静かに心を救う。
勝男の成長も、鮎美への思いも、全部この一言に詰まってる。
“認めてくれる人がいる”って、こんなにも力になるんだって思った。
彼の目線が優しすぎて、呼吸を忘れるほどだった。
渚(サーヤさん)の美容室で決めた“自分の色”
鮎美は、以前居候していた友人・渚(サーヤさん)の美容室へ。
ピンク髪を茶髪に変える決意をする。
鏡の中の自分を見つめる表情に、迷いが消えていくのが分かる。
「誰かの真似じゃなく、自分で選んだ色」――それが今回のテーマそのもの。
茶髪になった瞬間、まるで“自立”を象徴するような光が差した。
髪色ひとつでこんなにドラマチックになるなんて。
ミナト(青木柚さん)との再会、そして“自分の答え”
荷物を取りにミナトの家を訪れた鮎美。
「髪、似合ってんね」と言うミナトに、
「ちゃんと自分で決めたから」と笑う鮎美。
たったそれだけの会話なのに、
過去との決別と、未来への希望が同時に溶け込んでた。
“依存の恋”から“自立の私”へ――この瞬間こそ、彼女の再生。
夏帆さんの表情が自然で、嘘みたいにきれいだった。
SNSがざわめいた“茶髪の鮎美”
放送後、SNSは「茶髪の鮎美かわいすぎ」「成長が見える」「ちゃんと自分で決めたの泣いた」でいっぱい。
「髪色が変わるだけで、心も変わる」「夏帆さんの演技が繊細すぎ」と絶賛の声も。
“色を変える=生き方を変える”という象徴的な演出が刺さった人が多かった。
ラストの笑顔は、恋でも仕事でもない、“自分自身”を愛せた笑顔。
この回、静かな革命が起きてた。
まとめ
第6話は、恋愛ドラマの形を借りた“自己再生の物語”だった。
鮎美(夏帆さん)が髪を変えるシーンは、単なるイメチェンじゃなく決意の儀式。
勝男(竹内涼真さん)との会話がその背中を押していて、
2人の関係がもう一度始まる予感もほんのり漂っていた。
ピンクから茶へ――そのグラデーションに、彼女の成長が全部詰まってた。
(ちーず姫)
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