未来のムスコ:第1話の保育士シーンが短時間で心持っていかれる(感想)(ネタバレがあります)

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第1話、全体の流れももちろん気になったけど、ある一場面で空気がふっと変わる感じがあって、そこが強く残った。
汐川未来(志田未来さん)の物語が始まったばかりなのに、すでに感情の置き場所があちこち揺れて忙しい。
母になるってどういうことなんだろうってテーマが、重たくなりすぎずにそっと差し出されるのが優しい。
その中で、ほんの短い登場なのに一気に視線をさらっていく人物がいて、あの数十秒の余韻がずっと続いてる。

未来のスタート地点が等身大で刺さる

汐川未来(志田未来さん)は、恋も仕事も夢も中途半端って自分で分かってる感じがすでに切ない。
気合いでどうにかなるタイプでもなくて、流されてきた時間の重さが表情にちゃんと出てるのがリアル。
志田未来さんの演技が、がんばってるのに報われない感じを強くしすぎず、でも誤魔化しもしないところがちょうどいい。
突然“母親になる”状況が降ってくる展開も、ファンタジー寄りなのに感情だけは妙に現実的で、心が追いつくのに時間かからなかった。
ここから生き直していくんだろうなって予感が、押しつけじゃなく自然に伝わってくる始まりだった。

公園の一幕で空気を変える“まー先生”

公園で颯太(天野優くん)がブランコに乗ってるところに、別の男の子が割り込んでくる場面。
「どいてどいて」って強めに来る空気に、ちょっとだけピリッとした瞬間が走る。
そこに来たのが、松岡優太(小瀧望さん)。
男の子と同じ目線までしゃがんで、声のトーンも低くして、順番の話をする流れがすごく落ち着いてて安心感がすごい。
さらに颯太に向かって「いいの? 優しいね」って笑うところ、短いのに心がほどける感じがあった。

40秒なのに印象が消えない理由

松岡優太(小瀧望さん)の出番、時間だけで見たら本当に一瞬なのに、見終わったあともずっと残る。
包容力ってこういうことかも、って思わせる柔らかさが、声と目線と動き全部から出てる。
子どもに対してだけじゃなく、その場にいる大人の気持ちまで落ち着かせる空気で、画面のトーンが一段やさしくなる。
小瀧望さんの保育士姿、かっこよさと穏やかさが同時に来るから感情の置き場がちょっと迷う。
短時間でキャラの芯まで伝わるの、かなり強い登場だったと思う。

子どもと大人の距離感があったかい

颯太(天野優くん)がすぐにブランコを譲る流れも、誰かに怒られたからじゃなくて、自分で決めた感じがちゃんと見える。
そこに「優しいね」って言葉が添えられるだけで、行動がきちんと肯定されるのがいい。
公園にいた保護者役の女性(山下リオさん)が、少し離れたところから見守ってる表情も穏やかで、場の空気が全体的に丸い。
大人が感情的にならずに関わると、子どもの反応も変わるんだなって自然に伝わる。
子育てドラマとしての温度が、この短い場面にもう詰まってた気がする。

まとめ

第1話は、汐川未来(志田未来さん)の戸惑いと再スタートの予感が静かに積み重なっていく導入だった。
その中で、松岡優太(小瀧望さん)の公園シーンが一気に空気をやわらげて、物語の色を広げてくれた感じがする。
颯太(天野優くん)の素直な反応や、周囲の大人の落ち着いた距離感も含めて、見ていて呼吸が楽になる時間だった。
ここから未来がどんな母親になって、誰とどんな関係を築いていくのか、その変化を静かに追いかけたくなる第1話だった。
(みかんてぃ)