『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』10話、正体バレの秒読みって息止まる(感想)(ネタバレがあります)

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第10話、レイコ(齊藤京子さん)が一歩踏み込むたびに空気が薄くなる感じ。
新堂家の秘密に触れようとするほど、危ない影が背中にぴたりと付いてくる。
しかも優奈(大友花恋さん)の夫・明彦(内藤秀一郎さん)と沙織(新川優愛さん)の密会なんて、心の底から血の気引く展開。
怒りの火花が黙ってても画面に散ってるみたいだった。

明彦(内藤秀一郎さん)の裏切り、悲しみの裏にあった黒い関係

優奈を失った悲しみを誰より抱えてると思ってた明彦。
でもホテルの扉が開いた瞬間、隣にいたのは沙織(新川優愛さん)。
信じていた感情ごと投げ捨てられたみたいな裏切りで、レイコ(齊藤京子さん)の震えがこっちにも伝染する。
優奈の死を無かったことみたいに裏で交わされていた関係が、ドス黒いほど残酷。
怒りの矛先がどこにも逃げられないの、胸の奥まで熱くて冷たい。

幼稚園での暴露、母じゃないと言われる痛みの鋭さ

翌日、空(佐藤大空くん)を迎えに行ったレイコの前に立ち塞がる沙織。
ママ友の前で「実の母じゃない」と暴くあの言い方、刺さるじゃ済まない。
空の実母さち(加藤小夏さん)の存在まで掘り当て、大金で過去を引き出す執念。
レイコの表情が少し崩れるだけで胸がぎゅっと縮んだ。
時間がない、復讐も愛も全部がカウントダウンみたいに迫ってくる。
焦りは声じゃなくて呼吸の速さに出てた。

教会へ誘うメール、動き出すレイコの覚悟

数日後、レイコは玲子(水野美紀さん)の名前を使い、明彦を教会へ呼び出す。
「話したいことがある」なんてシンプルなのに、不吉さの匂いが濃い。
静まり返った教会の奥には、まだ名前にならない感情が渦巻いてる感じ。
復讐の終わりか再スタートか、その一歩が重かった。
光よりも影の方が長く伸びてる回だった気がする。

ラストの衝撃、沙織が掴んだ“2つの顔”

終盤、沙織(新川優愛さん)が成瀬(白岩瑠姫さん)へ近づき、無言の刃みたいに写真を突きつける。
レイコの写真。「あと、この女も」。
整形する前の玲子(水野美紀さん)の写真まで持っているなんて、背筋がゾワッとした。
秘密が剥がれる音は聞こえないのに、心臓がドクッと跳ねたまま止まらない。
「逃げろ」「どうしてバレた」SNSのざわめきがそのまま視聴者の動揺だった。

まとめ

第10話は、真実に触れた手を誰かが掴んでねじるような展開。
レイコ(齊藤京子さん)の復讐も空の未来も、どの鍵を開けても鋭くて怖い。
沙織(新川優愛さん)が掴んだ写真2枚で物語が一気に傾いていくのが息止まる。
成瀬(白岩瑠姫さん)の表情も読めないまま、次へ続く緊張が体に残る。
静かに終わったのに、鼓動はずっと早いままだった。
(こころん)