『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』第4話、ハグで息止まったけど涙も止まらない(感想)(ネタバレがあります)

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第4話、ずっと胸の奥が締め付けられてた。
篠原レイコ(齊藤京子さん)が花を手向ける姿から、もう静かに泣ける空気。
玲子(水野美紀さん)とレイコ、1人の女性であり2人の存在。
復讐なのに、どこか祈りみたいに感じる。
映像が冷たいのに、言葉が優しい。
見終わっても、息が浅いまま。

優奈の月命日、1輪の花が揺らした静かな記憶

娘・優奈(大友花恋さん)の月命日に、レイコ(齊藤京子さん)が現場へ花を手向ける。
風の音すら痛いほど静かなシーンだった。
そこに現れたのは、ママ友グループの1人・長尾由紀子(水嶋凜さん)。
“あの時の1人”が祈るように花を置く姿。
この瞬間、レイコの中で何かが揺れたのがわかった。
復讐に生きる彼女が、優奈を悼む他人に涙しそうになるなんて。
その揺らぎが、母の強さをより際立たせてた。

「私がいじめられていた」由紀子(水嶋凜さん)の告白が刺さる

由紀子の告白、「優奈さんがいじめられる前は、私がいじめられていたんです」。
この一言で空気が一瞬止まった。
優奈が“正しさ”を選んだ結果、悲劇が起こった現実。
誰かを守る勇気が、誰かを傷つけることに繋がる残酷さ。
沙織(新川優愛さん)たちの笑顔の裏で、壊れていった日常が見えてつらかった。
レイコ(齊藤京子さん)の表情が固まるあの間、心の中で何度も「もうやめて」と呟いてた。

誕生日会の映像が告げる“本当の犯人”

事件の日、沙織の家で開かれた誕生日会。
その動画をレイコ(齊藤京子さん)が再生するシーン、息するの忘れた。
成瀬(白岩瑠姫さん)の協力で映像が鮮明になっていくたび、心が冷えていく。
見えてきたのは、優奈を追い詰めた“思わぬ人物”の姿。
それは単なる悪意じゃなく、歪んだ支配欲や嫉妬の塊。
再生ボタンを押すたび、復讐の炎が強くなる。
音のない叫びが画面から溢れてた。

成瀬(白岩瑠姫さん)のハグが意味するもの

終盤、レイコ(齊藤京子さん)が真実を知って崩れ落ちる瞬間。
静かに抱きしめたのは、成瀬(白岩瑠姫さん)。
あの抱擁、優しさよりも痛みが勝ってた。
“救いたい”と“抱きしめたい”の間にある迷いが全部表情に出てた。
SNSでも「瑠姫くんのハグで記憶飛んだ」って声が多かったけど、それだけじゃない。
成瀬の腕の中にいたレイコの震え、言葉よりも重かった。
彼の過去と重ねている説も、ありえると思う。

SNSでも共感と衝撃が交差

放送後は「斉藤京子ちゃんの声が落ち着いてて違和感ない」「ヒコロヒー出てきたの胸熱」などの感想が続出。
「もう1人のいじめられっ子、斉藤由貴さんの娘でびっくり」という驚きの声も。
悲しみと驚き、両方でタイムラインがざわざわ。
このドラマ、視聴後に感情を整理する時間が必要。
静かな音楽の裏で、心だけがずっと鳴り続けてる。

まとめ

第4話は、怒りよりも“赦し”の重さを感じた回だった。
篠原レイコ(齊藤京子さん)の涙も、篠原玲子(水野美紀さん)の想いも、どちらも同じ痛みから生まれてる。
そして、成瀬(白岩瑠姫さん)のハグがその痛みを包み込んだ瞬間、復讐の中に一筋の希望が見えた。
誰かを責めるだけじゃ終わらない物語。
第4話、静かに心を壊して、ちゃんと再生させてくれた。
(りりたん)

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