『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』、第3話の復讐が想像を超えてて息止まった(感想)(ネタバレがあります)

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第3話、静かに始まったと思ったら途中で感情が爆発した。
篠原レイコ(齊藤京子さん)が笑ってても、その奥で燃えてるものが見える。
前回の“タイタニックごっこ”がかわいく見えるレベルで、今回は冷たい炎みたいな復讐。
目が離せないのに、途中からちょっと息が浅くなる。
水野美紀さん演じる玲子の影も重なって、空気が一段と張りつめてた。

母が娘になるってどういう覚悟?

玲子(水野美紀さん)が全身整形して25歳の新米ママ“レイコ”になる設定。
聞いた時は「ドラマ的な話でしょ」と思ったけど、映像の説得力がすごかった。
年齢の差を越えて、母親の想いがそのまま別の顔に宿ってる感じ。
あの静かな声で「この顔なら、あの人たちに近づける」と言うシーン、鳥肌。
復讐って言葉が安っぽく聞こえるほど、彼女の決意が重い。
正義とか悪とかよりも、“母親であること”が彼女のエンジンになってる。

タイタニックごっこから地獄のシリアスへ

第2話では、レイコ(齊藤京子さん)が恵美(小林きな子さん)の夫・春真(笠原秀幸さん)を破滅させる“タイタニックごっこ”で話題になった。
あの時の狂気じみた笑みは、どこか演技の枠を超えてた。
でも今回、第3話ではそのテンションを完全に切り替えてくる。
復讐の方法が露骨じゃなく、冷たい計算で構築されてる。
同じ“壊す”でも、感情じゃなく理性で刺してくる感じ。
SNSでは「先週と温度差ありすぎ」「怖いけど美しい」って言葉が並んでて納得。

理佐子(峯岸みなみさん)との対決、胸が苦しくなる展開

教育ママの理佐子(峯岸みなみさん)は、息子を名門校「光蘭学園」に入れたい一心。
その必死さを利用するレイコ(齊藤京子さん)の目が、まるでハンター。
信用させて、徐々に追い詰めていく。
理佐子が光蘭学園へ寄付し、さらに理事長に裏口入学を頼むための“取引”を持ちかけるシーン。
あの場面、息を呑むどころか心が痛くなった。
拒絶され、必死に縋る理佐子の姿をスマホで撮ってるレイコの冷静さが怖い。
それがネットに晒される瞬間、空気が凍った。

復讐の温度がどんどん下がっていく怖さ

第3話は派手な暴力よりも、心を折る方向に振り切ってた。
「怖い」というより「痛い」。
レイコ(齊藤京子さん)はもう怒ってないように見えるのに、目の奥が燃えてる。
冷めた火が一番怖いってこういうこと。
玲子(水野美紀さん)の視点で見ると、それはもう娘を取り戻す祈りにも見える。
復讐の形が、徐々に彼女自身をも削ってるようで切ない。

SNSの反応が物語の延長線みたいだった

放送後、タイムラインがずっと騒がしかった。
「先週のタイタニックごっこどころじゃない」「温度差で風邪ひく」なんて声が多かったけど、みんなわかってる。
このドラマ、ただの復讐劇じゃない。
母と娘の境界が崩れていく悲しさと、復讐の連鎖の冷たさ。
そして、誰もが“加害者にも被害者にもなりうる”という現実。
笑えないのに、目が離せない。

まとめ

第3話は、復讐の静けさが一番残酷だと教えてくれた回だった。
齊藤京子さんのレイコは、復讐を通してどんどん感情を失っていくようで、見てて苦しい。
でもその冷たさの裏に、母としての痛みが透けて見える。
水野美紀さんの存在がその痛みを静かに支えてて、バランスが完璧。
タイタニックごっこが序章だとしたら、これからは地獄の本編。
心がざわつくのに、次回も絶対見る。
(こころん)

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