第5話、息をのむ展開が止まらなかった。
レイコ(齊藤京子さん)=玲子(水野美紀さん)が元夫・健司(津田寛治さん)と再会するシーン、静かに狂気が漂ってた。
娘・優奈(大友花恋さん)の死の裏に隠された“秘密”が、ようやく形を見せ始めた瞬間。
怒り、悲しみ、愛情、その全部がレイコの中で絡まりあっていて、見てるこっちまで呼吸が浅くなった。
“殺人犯の娘”という十字架と、母の覚悟
健司(津田寛治さん)が出所して、優奈の死の現場に現れる場面。
「父は死んだ」と嘘をついてまで、娘を守ろうとした玲子(水野美紀さん)の過去が、あまりにも切ない。
再会の瞬間、健司に声をかけるレイコ(齊藤京子さん)の声が震えていて、それだけで彼女の感情が溢れ出してた。
“殺人犯の娘”として生きてきた優奈の重さを、今になって知る母。
このドラマ、復讐の中に“赦し”が潜んでるのが本当に深い。
沙織(新川優愛さん)の笑顔の裏の冷酷さ
ママ友の沙織(新川優愛さん)、今回も恐ろしいほどの策略家。
優奈(大友花恋さん)を追い詰めたあの冷たさ、相変わらずゾッとする。
由紀子(水嶋凜さん)の「沙織さんはモンスターです」って言葉が、まったく大げさじゃない。
笑顔のまま人を壊していく沙織を演じる新川さん、怖いのに美しい。
次回、レイコと直接対決する予感が漂ってて、緊張で手に汗握った。
健司(津田寛治さん)の“告白”が心をえぐる
優奈の“秘密”を語る健司(津田寛治さん)。
あの静かな語り口に、罪と後悔のすべてが詰まってた。
優奈が母に隠していた想いを聞くレイコ(齊藤京子さん)の表情、涙をこらえながらも崩れていくのがリアルすぎる。
愛する娘の真実を知った瞬間、復讐という名の鎧が少しだけ軋んだ気がした。
その直後の“襲撃シーン”が衝撃的で、感情を整理する暇もなかった。
政治家・新堂幹久(竹財輝之助さん)、黒幕の影が動き出す
沙織の夫・新堂幹久(竹財輝之助さん)が、過去の殺人事件に関わっていた可能性。
これで一気に物語の線がつながっていった。
穏やかな笑みの奥に潜む悪意、竹財さんの“クズ役力”が炸裂してた。
「またクズ野郎やってる!」ってSNSでも話題になってたけど、確かに説得力がすごい。
権力と罪が交差する瞬間、空気が一気に濁る感じがたまらない。
“ドアを叩く音”が残した不安の余韻
ラスト、静かな部屋に響くドンドンという音。
あのドアの向こうに誰が立っていたのか、怖さと期待が同時に込み上げた。
レイコの過去と現在が交わる音にも聞こえて、鳥肌が立った。
物語が復讐劇からサスペンスにシフトしていく感覚があって、次回への引きが完璧すぎる。
まとめ
第5話は、“母としての愛”と“女としての復讐”が重なった濃密な回だった。
レイコ(齊藤京子さん)の静かな怒りと、玲子(水野美紀さん)の哀しみ。
健司(津田寛治さん)の罪、沙織(新川優愛さん)の悪意、新堂幹久(竹財輝之助さん)の闇。
すべての線が1本の糸で結ばれ始めていて、もう目が離せない。
復讐の先に“許し”があるのか、それともさらなる地獄か。
次の瞬間が怖くて、でも見ずにはいられない。
(りりたん)
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