おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-:第2話が作久子さん回で心がじんわり熱くなる(感想)(ネタバレがあります)

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第2話、最初は和菓子屋さんの調査って聞いて少しほっとしたのに、途中から胸の奥がじんわり痛くなって、最後は不思議と前向きな気持ちが残った。
米田正子(松嶋菜々子さん)の迷いのない強さと、飯島作久子(大地真央さん)の立ち止まってしまった時間が並んで描かれて、その対比がすごく刺さる。
仕事の話なのに、人生の話を聞いてるみたいで、言葉ひとつひとつが静かに残る回だった。

ザッコクのチーム感が少しずつ見えてくる

東京国税局の中でも特別な部署、ザッコクの動きがだんだん見えてきて、チームの色もはっきりしてきた。
数字に強い笹野耕一(佐野勇斗さん)の冷静さと、俵優香(長濱ねるさん)の空気を和らげる感じがいいバランス。
そこに正子(松嶋菜々子さん)の一直線な判断力が入ると、現場が一気に締まるのが分かる。
専門分野が違う人たちが集まって、ひとつの真実に近づいていく流れが見ていて気持ちいい。
ガサ入れ前の張りつめた空気も、どこかテンポよくて、仕事ドラマとしての面白さもしっかり感じられた。

作久子が調査に加われなかった理由が重すぎる

おはぎ屋さんの調査に加わるのを拒んでいた作久子(大地真央さん)の理由が明かされたとき、空気が一気に変わった。
過去のガサ入れで相手が亡くなってしまったこと、その後ずっと後悔を抱えて生きてきた時間が重く伝わってくる。
「正義の仕事でも、誰かの人生を壊していいはずがない」って言葉が、簡単じゃない現実を突きつけてくる感じで胸に来た。
遺族の家におはぎを持って通っていた話も、罪悪感だけじゃなく、ちゃんと向き合おうとしてた時間なんだって分かって苦しい。
大地真央さんの静かな涙が、派手じゃないのにすごく強く残った。

兄弟げんかの裏にあった本当の理由

老舗和菓子店「福はぎ庵」を継いだ兄の亜紀也(結木滉星さん)と、新しい店を始めた弟の莉杏(上村海成さん)。
表では対立してるのに、同じ生産者のもち米を使ってるってところから、ただの仲違いじゃないって雰囲気になる。
調べを進めていく中で、番頭の砂原が中抜きしてた事実が出てきて、全部が一気につながる流れが苦しい。
家族の信頼を壊してたのが、長くそばにいた人だったって分かった瞬間、空気が一段重くなる。
それでも兄弟が本当の敵同士じゃなかったって分かる展開に、少しだけ救われる気持ちもあった。

「続けるしかない」という言葉の重み

作久子(大地真央さん)が思い出す先代・新太郎の言葉が、この回の全部をまとめてた気がする。
いい時も悪い時もあって、それでも続けるしかないって、簡単そうで実は一番しんどい選択。
兄弟にも同じ言葉を渡す場面で、責任を押しつけるんじゃなくて、背中をそっと押す感じがして優しかった。
砂原に「正しいと胸を張って言えるのか」と問われて、「それを確かめるために続けます」って答える作久子の強さが戻ってきた瞬間、鳥肌立った。
逃げずに前を向く覚悟が、言葉より姿勢で伝わってくるのが本当にかっこいい。

まとめ

第2話は、事件の解決だけじゃなくて、作久子(大地真央さん)がもう一度前に進むまでの心の物語がしっかり描かれていて、見終わったあとも余韻が残った。
正子(松嶋菜々子さん)のまっすぐさが、作久子の背中を押す形になってたのも印象的。
「分からないなら続けるしかない」って言葉が、仕事だけじゃなく人生にも当てはまる感じで、静かに沁みた。
これから“ガサ入れの魔女”が本気で動き出すと思うと、ザッコクの活躍がますます楽しみになる回だった。
(ゆめのん)