第3話、正直ちょっと油断してたところにグッて持っていかれた回だった。
最初はいつものテンポで進んでいくのに、途中からじわじわ違和感が積み重なって、気づいたら画面から目が離せなくなってた感じ。
クリニックの空気感がもう…
飯島作久子(大地真央さん)が患者として入るシーン、あの静かで整いすぎた感じが逆に怖くて、なのに誰も何も言わないのが余計に不気味。
待合室の人たちの表情とか、ちょっとした置物とか、説明されないのに「これ絶対あとで効いてくるやつ」って思わせる演出がずるい。
こういう“言葉にされない違和感”を積み上げてくる回、あとから思い出してもゾワッとくるタイプ。
サウナの会話、軽そうで重たい
笹野耕一(佐野勇斗さん)と古町豊作(高橋克実さん)のサウナ潜入、見た目はちょっとコミカルなのに、耳に入ってくる会話の内容が全然笑えない。
あの温度と湿度の中で、さらっと出てくる一言一言が、あとから頭の中で反芻される感じで、静かに効いてくる。
しかも二人のリアクションが控えめだから、こっちが勝手に想像してしまって、余計に落ち着かなくなるやつ。
俵優香の単独行動が刺さりすぎる
俵優香(長濱ねるさん)が別件で動く流れ、ただの寄り道じゃないのがすぐ分かる空気で、画面のトーンも微妙に変わるのが印象的。
テレビ番組とCMと、ふと流れてくる映像がつながった瞬間のあの表情、言葉がないのに全部伝わってきて、胸の奥がぎゅっとした。
「あの場面の衝撃は忘れられない」って、まさにこういう瞬間のことなんだと思う。
タイトル回収じゃないけど、意味が染みてくる
この回、派手な展開が続くわけじゃないのに、見終わったあとに残る余韻が強い。
それぞれが別々に集めてるピースが、まだ形になってないのに、同じ方向を向いてる感じがして、静かに熱い。
まさかあの人物が…って思わず声に出そうになるポイントもちゃんとあって、でも全部は語られないから、心の中で何回も再生してしまうタイプの回だった。
全体として、第3話は「物語が本気出し始めた合図」みたいな回。
軽く見てたら通り過ぎちゃいそうな細部が、あとからじわじわ効いてくるから、見返すとまた違う感情になるのも納得。

