おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-:第4話で笹野が限界突破してて心配が勝った(感想)(ネタバレがあります)

本ページはプロモーションが含まれています

本日予約開始のコミック本を楽天ブックスでチェック
90日以内に発売予定の最新コミック本をAmazonでチェック

頭良い人が理性を失いかける瞬間って、こんなにハラハラするんだって思った回だった。
仕事の話なのに、家族の感情が絡んだ途端、空気が一気に重くなるのがリアルすぎる。
第4話はスカッとする場面もあるのに、それ以上に「危ないよ…」って気持ちがずっとついてきた。

ザッコクという部署のクセが強すぎる

舞台になるのは、東京国税局の中でも情報収集力がえげつない資料調査課、通称コメ。
その中でも新設された複雑国税事案処理室、ザッコクがとにかく濃い。
米田正子(松嶋菜々子さん)の一声で集められたメンバーが、それぞれ尖りすぎてて見てるだけで楽しい。
数字の天才・笹野耕一(佐野勇斗さん)、空気を操る俵優香(長濱ねるさん)、運だけで生きてきた古町豊作(高橋克実さん)、そして元上司の飯島作久子(大地真央さん)。
バラバラなのに、不思議と噛み合ってる感じがクセになる。

テーマがリアルすぎて背筋が冷える

今回扱われたのは、確定申告の時期に狙われやすい所得税の不正還付を使った詐欺。
副業の赤字を装えば還付金がもらえるって話、聞いたことありそうで怖い。
全部ネット上で完結して、相手の顔が見えないっていうのが、現実すぎてゾッとした。
正子(松嶋菜々子さん)の友人が被害に遭いかけていたって設定も、距離が近くて余計に重い。

笹野の冷静さが崩れていくのがつらい

単独調査を任された笹野(佐野勇斗さん)が、被害者候補が自分の母・真由美(堀内敬子さん)だと知った瞬間、空気が変わる。
久しぶりに会う母親、離婚や再婚で距離ができていた関係、その全部が一気に押し寄せる感じ。
見えない敵を追い詰めるためにオトリ作戦を提案するのも、焦りが見えて苦しい。
正子が調査中断を命じて、優香(長濱ねるさん)も止めるのに、それでも引けない笹野の気持ちが痛いほど伝わってきた。

暴走の先に待ってた最悪の展開

密かに動き続けた笹野が、調査対象の会社員・大崎(山崎樹範さん)と会おうとして拉致される流れ、心臓に悪すぎる。
しかもその大崎が詐欺グループの首謀者っていうのが、後出しで効いてくる。
動画が古町(高橋克実さん)のスマホに届く場面は、一気に緊迫感が跳ね上がった。
救出の場面で、正子(松嶋菜々子さん)が大崎に向かって放つ言葉の強さが、静かに刺さる。

母との会話で全部ほどける

事件のあと、真由美と向き合う笹野(佐野勇斗さん)の表情が、今までと全然違う。
「母さんが褒めてくれるのがうれしかった」って語る理由が、胸にすとんと落ちた。
勉強をがんばった原点が、評価とか立場じゃなくて、母親の一言だったのが優しい。
ザッコクでの仕事が楽しいって打ち明ける声も、やっと自分の居場所を見つけた感じがした。

裏で動き始める大きな影

ラストで出てくるのが、経済産業大臣・鷹羽宗一郎(千葉雄大さん)の存在。
正子がザッコクを立ち上げた目的が、ここに関係してそうなのが一気に不穏。
さらに、正子の父・田次(寺尾聰さん)や、新キャラ箱山(浅野和之さん)まで絡んできて、話のスケールが急に広がる。
第1話から積み上げてきた縦の物語が、ここで動き出す気配がして落ち着かない。

まとめ

第4話は、笹野(佐野勇斗さん)の内面が一気に掘り下げられて、感情の振れ幅が大きかった。
社会派の題材なのに、家族の話になると一気に人間ドラマになるのが強い。
正子(松嶋菜々子さん)の芯の強さと、背負っていそうな過去も気になってくる。
ザッコクが本当に立ち向かう相手が誰なのか、次が気になりすぎる流れだった。
(ゆめのん)