『推しが上司になりまして フルスロットル』第2話、社長就任会見で見せた旬の覚悟と愛衣の支えに胸キュン(感想)(ネタバレがあります)

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第2話は、まさに“推しが覚醒する瞬間”だった。
氷室旬(八木勇征さん)が社長就任会見で見せた堂々たるスピーチ。
その裏には、南愛衣(鈴木愛理さん)の真っ直ぐな言葉と信頼があった。
恋と仕事のはざまで揺れながらも、お互いを支え合う二人の姿が温かくて美しかった。

推しがまさかの上司──動揺する愛衣(鈴木愛理さん)の奮闘

アパレル商社・TAKASHIROで秘書として働く南愛衣(鈴木愛理さん)。
彼女の“最推し”である俳優・氷室旬(八木勇征さん)が、まさかの次期社長だったという衝撃の展開。
しかも、自分が「氷室旬になんて興味ありません!」と話していたところを、
当の本人に聞かれてしまうという地獄のタイミング。
愛衣の慌てぶりと、推しと上司の間で葛藤する表情が可愛すぎた。
鈴木愛理さんの繊細な演技が光っていて、見ているこっちがドキドキする。

“逃げないでください”──愛衣の言葉が旬を変えた

社長就任会見の資料を一緒に作る中で、旬の弱さが初めて見える。
「本当に俺に出来んのかな?」と不安を漏らす旬に、
愛衣が放った「社長はできます! この運命から逃げないでください!」という言葉。
その瞬間、空気が変わった。
ただの推しとファンじゃなく、“一人の人間として信頼している”気持ちが伝わる。
愛衣のまっすぐな眼差しに、旬も覚悟を決めるような表情を見せた。
恋愛ドラマなのに、この“信じる力”の描き方が熱い。

社長就任会見、堂々とした旬のスピーチに拍手

会見当日。
「二足のわらじで社長業が務まりますか?」という意地悪な質問に、
旬は微笑みながら堂々とこう答える。
「芸能活動との両立、業界未経験、それに加えて先代のような経験値がなく、ビジネスセンスも未知数だ。
ですが、私は自分の運命から逃げない。社員のため、会社のため、そして自分自身のために邁進してまいります」
この言葉、鳥肌が立つほどカッコよかった。
「推し」だった人が、一人の“リーダー”として成長していく瞬間。
八木勇征さんの低音ボイスと落ち着いた語りが完璧にハマっていた。
最後のウィンクも反則級。SNSが盛り上がるのも納得。

愛衣の支えと、旬の成長の対比が美しい

第1話では完全に“推しに振り回されるファン”だった愛衣が、
今回は“推しを支えるビジネスパートナー”に変わっていた。
一方の旬も、“俳優”から“社長”として自分の言葉を持ちはじめる。
お互いが成長し、支え合う関係になっていく構図が素敵。
仕事と恋の境界が少しずつ溶けていく描写に、じんわりくる。
鈴木愛理さんと八木勇征さんのテンポの良い掛け合いも見どころ。

まとめ

第2話は、“推しと上司の関係”を超えた信頼の物語だった。
愛衣の「逃げないでください」という言葉が旬を変え、
旬の「運命から逃げない」という決意が物語を動かした。
恋愛ドラマなのに、働く人すべてに刺さる“覚悟”の回。
そして何より、社長モードの八木勇征さんが眩しすぎた。
次回、二人の距離がさらに縮まる予感――もう推し活どころじゃない。
(あやぴょん)