第5話、息が詰まるほど静かなのに、ずっと心臓がドクドクしてた。
高宮ルイ(田辺桃子さん)の決断があまりにも強くて、悲しくて、優しかった。
彼女が背負った“犠牲”は、誰も頼んでいないのに、誰よりもグループのことを思ってた。
ベビスタ3人の絆が揺らぐ瞬間、痛いほど人間らしかった。
不倫疑惑の写真、止まらない誤解
ルイ(田辺桃子さん)と河都(城田優さん)の写真が流出した瞬間、画面の空気が一気に冷たくなる。
矢崎(増田貴久さん)と河都の妻・麗子(加藤ローサさん)が突きつけたのは、“不倫”という現実。
だけど、ルイは何も言い訳しない。
「誤解です」と言う声がかすれてた。
ルイの沈黙には、守りたい人たちがちゃんといた。
それでも、テルマ(横田真悠さん)やイズミ(林芽亜里さん)の目には、ただの裏切りにしか映らない。
信頼が音もなく崩れていくのが、見ててしんどかった。
「それでもアイドル?」――友情が刺す言葉
テルマ(横田真悠さん)の「それでもアイドル?」って言葉、まるで刃みたいだった。
イズミ(林芽亜里さん)の「うそやんね」というかすかな声も痛い。
それでもルイ(田辺桃子さん)はうつむいたまま、「大丈夫、もうしないから」って微笑む。
その笑顔が、強がりの中の優しさに見えた。
彼女がほんとうに言いたかったのは「2人を守りたい」だけ。
でも、アイドルって、誰かを守るために嘘をつかなきゃいけない職業なのかもしれない。
ルイの“本音”、誰にも届かない独白
ルイ(田辺桃子さん)の心の声が切なすぎた。
「どう思われたっていい。ベビスタには河都さんが必要だ」
自分の立場も感情も全部差し出して、グループを守ろうとしてる。
でも、それって本当に守れてるのかな?
孤独の中で選んだ“正義”が、誰にも理解されないのが一番残酷だった。
この回のルイは、ヒロインじゃなくて“盾”だった。
誰かのために壊れていく姿が、静かに美しい。
衝撃の真相、写真を流出させたのはルイ自身
ラストで明かされた真実、「写真を流したのはルイ自身だった」。
一瞬、息が止まった。
「私が犠牲になるのはかまわない。2人を守れるなら」
この一言が、ルイのすべてだった。
普通なら“裏切り”に見える行動も、彼女にとっては“愛”だった。
SNSで叩かれる覚悟を決めた顔、涙も見せずに謝罪する姿、全部が静かに崇高だった。
だけど同時に、痛いほど孤独。
誰も彼女を責められないし、誰も彼女を助けられない。
望月、久保、そして“死体発見”という新たな闇
ファンの久保(水間ロンさん)に襲われるルイのシーンは、息を飲むほど緊張した。
もう彼女の心も体も限界なのに、それでも立ち上がろうとする。
そして河都(城田優さん)が告げた「羽浦の死体が見つかった」という言葉。
まさか、ここでこの展開…?
ルイが守ろうとした“ベビスタ”という居場所が、今度こそ崩れていく予感しかしない。
静かなラストの中に潜む恐怖が、深夜の画面にずっと残った。
まとめ
第5話は、高宮ルイ(田辺桃子さん)の“愛の形”が限界まで描かれた回だった。
彼女の犠牲は確かに美しいけど、同時に壊れそうで危うい。
テルマ(横田真悠さん)やイズミ(林芽亜里さん)との距離が広がるほど、ルイの優しさが滲み出る。
「守るための嘘」って、どこまで正しいんだろう。
そして、ラストの“死体発見”で、物語は一気に深い闇に踏み込んだ。
次の回、ルイの笑顔がもう見られない気がして怖い。
(ゆめのん)

