『推しの殺人』第11話、全部つながった瞬間の絶望が重すぎた(感想)(ネタバレがあります)

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第11話、情報量も感情も限界突破してた。
高宮ルイ(田辺桃子さん)が抱えてきたものが、一気に形になって襲ってくる感じ。
点だったはずの出来事が、急に一本の線になる瞬間って、こんなに怖いんだって思った。
アイドルドラマの皮をかぶったまま、容赦なく心を削ってくる回。
見終わったあと、しばらく言葉出なかった。

未解決連続殺人事件とルイが交わった瞬間

連続殺人事件の犯人が矢崎(増田貴久さん)だと突き止めたルイ(田辺桃子さん)。
しかも、事務所社長・羽浦(田村健太郎さん)の遺体を埋めるところを見られていた事実まで判明する。
ここで一気に背筋が冷える。
自分たちだけの罪だと思ってたものが、もっと大きな闇とつながってた感じ。
「一蓮托生」「仲間」って言葉が、優しさじゃなく呪いに聞こえるのが怖い。

テルマ(横田真悠さん)とイズミ(林芽亜里さん)を守る決意

矢崎の存在を知って怯えるテルマとイズミ。
その姿を見たルイが「守る」と決める流れが切実すぎる。
頭脳派で冷静なルイが、感情より責任で動いてるのが分かる。
仲間を守るために、さらに危険な場所に踏み込む選択。
ここでの田辺桃子さんの目の演技、張りつめ方が異常だった。

望月(曽田陵介さん)が掘り起こす火事の真実

ルイの母と妹が亡くなった火事を調べ始める望月(曽田陵介さん)。
この過去パートが、後半の破壊力を倍にしてくる。
めぐみ(椛島光さん)の父がその火事を捜査していたって繋がりも不穏。
偶然じゃ片付けられない要素が、じわじわ増えていく。
嫌な予感しかしないのに、目が離せない。

「先生」の正体が父・敏勝(猪塚健太)だった衝撃

生配信で秘密を暴いてきた「先生」。
その正体が、ルイの父・敏勝(猪塚健太さん)だった瞬間、空気が凍る。
「ルイをアイドル辞めさせるため」って動機が、歪みすぎてて苦しい。
DVで家族を壊した過去を持つ父が、今さら後悔を口にする重さ。
火事を起こしたのも自分だと告白する流れ、息止まった。

矢崎(増田貴久さん)の闇が一段階深くなる

敏勝と矢崎がつながっていると分かった瞬間、絶望が完成する。
全部の不幸が、偶然じゃなく“仕組まれてた”感じがして無理。
ラストで、物陰からルイを見つめて薄ら笑う矢崎。
「君は特別だ」ってつぶやきが、鳥肌レベルで気持ち悪い。
増田貴久さんの静かな狂気、ゾクゾク止まらない。

第11話は高宮ルイ(田辺桃子さん)の慟哭がすべて

父、母、妹、事件、仲間、全部が一気に押し寄せる。
泣き崩れるルイの姿が、演技を超えてリアルすぎる。
声にならない叫びが、画面から飛び出してくる感じ。
田辺桃子さんの絶望の表現、ここまでやるのかって震えた。
タイトルがトレンド入りするのも納得。

まとめ

第11話は、物語の核心とルイの過去が一気に交差した地獄回だった。
守ろうとした仲間も、逃げたかった過去も、全部矢崎(増田貴久さん)につながっていく。
高宮ルイ(田辺桃子さん)の心が壊れる音が、はっきり聞こえた気がする。
残された謎は、矢崎がなぜここまでルイに執着するのか。
次回、さらに深い闇が待ってそうで、覚悟が必要。
(ゆめのん)