制服のボタンまでピシッとしてる空気なのに、心だけザワつかされる感じが強くて、第1話いきなり持ってかれた…ってなった。
冬木こずえ(篠原涼子さん)の冷たく見えるほどの落ち着きが、逆に熱を隠してるみたいで刺さるし、途中から場の温度がじわじわ変わっていくのも怖いくらい気持ちいい。
あの閉じた場所で、目線ひとつで流れが変わるの、緊張感えぐい。
女区の“整いすぎた”日常が逆に不穏
氷川拘置所の女区って、空気がとにかく硬い。
冬木こずえ(篠原涼子さん)が区長として動くたび、床まで綺麗になりそうな規律の強さで、見てるこっちも背筋が勝手に伸びる感じ。
感情を表に出さない、誰にも踏み込まない、その姿が「秩序のため」って分かるのに、どこか寂しさも漂うんだよね。
篠原涼子さんの表情がほんの一瞬だけ揺れるところ、息が浅くなる。
静かなのに、静かすぎて逆に音が聞こえてきそうな怖さがあった。
日下怜治の投入で空気が割れる
そこに移送されてくるのが、日下怜治(ジェシーさん)。
鋭い目つきで周囲を刺すみたいな圧があって、登場した瞬間に「波来た」って体感になる。
刑務官たちが徹底的にマークするのも納得だし、こずえ(篠原涼子さん)も動揺を隠して毅然としてるのに、隠しきれない揺れが見えて胸がきゅっとした。
ジェシーさんの怜治、荒いんだけどただの荒さじゃなくて、理由が見えそうで見えない感じが厄介。
問題を次々起こしていく流れも、危なっかしくて目が離せなかった。
“うわさの死刑囚”が影みたいに近づく
怜治(ジェシーさん)が情報を拾う相手が、小豆務(団長安田さん)。
模範囚で衛生係っていう立ち位置が、逆に「中の事情をよく知ってる人」感あってリアル。
団長安田さんの小豆、穏やかな顔なのに、言葉が妙に生々しくて、話を聞いてるだけで背中がぞわっとした。
そこで出てくるのが、教団「廻の光」元教祖で死刑囚の鎧塚弘泰の存在。
誰も近づけない、監視がつく、単独室で執行を待つ…って情報だけで、画面の隅が暗くなるみたいだった。
説明の段階なのに圧が強くて、怖さが前借りされてくる感じ。
通気口の一言でドラマが一段ギア上がる
そして、騒動の末に懲罰室に入れられた怜治(ジェシーさん)が、下の階の単独室にいる鎧塚に通気口越しに声をかける場面。
あの距離感、近いのに触れられないのが余計に怖い。
「あんた、脱獄する気あるか?」って言葉が、軽い挑発みたいで、でも賭けにも見えて、心臓が忙しい。
ここでこずえ(篠原涼子さん)の秩序の世界に、“脱獄”っていう異物が投げ込まれたのがはっきり分かって、空気がパキッと割れた。
息苦しさが増すのに、画面から目をそらせないやつ。
鎧塚弘泰の登場が“怖いのに美味しい”系
鎧塚弘泰(河内大和さん)が出てきた瞬間、画面の色が変わったみたいでゾクッとした。
河内大和さんの鎧塚、ただ不気味なだけじゃなくて、視線の置き方とか、静けさの濃度が異常に強い。
言葉が少ないのに、余白が多すぎて勝手に想像が暴走するタイプの怖さ。
教祖って役柄が“似合う”って言葉で片付けたくないくらい、世界観をまとってた。
怜治(ジェシーさん)の荒さと、鎧塚(河内大和さん)の静けさがぶつかるだけで、場が冷えるのが分かる。
第1話の段階でこの存在感、先が思いやられるのに見たくなるのが悔しい。
まとめ
第1話は、秩序の象徴みたいな冬木こずえ(篠原涼子さん)がいる場所に、日下怜治(ジェシーさん)っていう危うい火種が入ってきて、さらに鎧塚弘泰(河内大和さん)という底が見えない闇が近づく流れが最高に緊張感あった。
小豆務(団長安田さん)の“中の人”っぽい語りも効いてて、噂が現実になる瞬間の怖さが丁寧。
静かな場面ほど圧が強いから、見終わったあともしばらく呼吸が浅いままだった。
(みかんてぃ)

