『PUNKS△TRIANGLE』第1話/“タバコの間接キス”が破壊力ありすぎて呼吸困難(感想)(ネタバレがあります)

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千明(長野凌大さん)が初めてアイ(藤林泰也さん)と触れた瞬間、世界がスローになった。
タバコの煙よりも甘くて危険な空気。
“間接キス”なのに、恋よりもずっと深い何かが流れてて。
クラブの照明が滲んで、2人の距離だけが現実だった。
第1話からこの濃度、正直ヤバい。

孤高のパンク男子・千明(長野凌大さん)、推しを追いかけすぎて人生変わる

服飾専門学校に通う千明は、ピアスに黒アイライン、全身パンク。
でも本当は、地味でおどおどしてた過去を引きずる“内気なオタク”。
3年前のファッションショーで出会ったモデル・アイ(藤林泰也さん)に衝撃を受けて、人生が180度変わった。
「自分の服を推しに着てもらう」っていう、ちょっと痛くて純粋な夢がまっすぐで尊い。
長野凌大さんの千明、硬さと繊細さが同居してて、目が離せなかった。
孤独を隠すために“強いファッション”を選んだ感じ、刺さる。

モサかわ江永=実はアイ!? 二重構造のじれキュン設定

コンペのためにペアを組むことになった江永歩(藤林泰也さん)は、地味で不器用で、まるで千明の正反対。
でもその正体が、千明の“推し”であるカリスマモデル・アイ本人っていうギャップ。
これがもう、原作でも最強のトリックであり萌え構造。
千明が「モサいけど、悪い人じゃないかも」って少しずつ心を開くたびに、切なさが倍増していく。
藤林泰也さんの二面性の演じ分けがすごすぎて、別人レベル。
江永のときの不器用さが、逆に愛おしい。

クラブでの再会、“推しが現実に触れる”瞬間の衝撃

夜のクラブ、光と音が溶けてる中で千明が推しと再会する。
絡まれた千明の肩を、さっと抱くアイ。
「待ってたよ」と言わんばかりの演技が自然すぎて、全身に鳥肌。
藤林さんの動き、セリフじゃなくて“間”で恋させるタイプ。
クラブのシーンの撮り方もエモくて、光の粒が2人の関係そのもの。
現実と夢が入り混じる空間で、千明の世界が一気に揺らぐのがわかった。

伝説になった“タバコのシーン”──一瞬で息が止まる

アイが吸ってたタバコをそのまま千明に渡す。
火のついた先が小さく光る瞬間、千明の瞳が揺れる。
煙の温度、唇の距離、空気の重さ。
それだけなのに、恋愛よりもエロティック。
千明が初めて煙を吐き出すまでの数秒が、永遠に感じた。
「不良っぽい」じゃなくて「儀式みたい」な美しさ。
SNSが「シガーキスやばい」「心臓止まった」って大騒ぎするのも納得。
実写の破壊力、想像のはるか上だった。

千明とアイ、ファッションを通じた“魂のシンクロ”

アイの「誰かの勇気の背骨になりたい」という言葉が、物語の軸になってる気がした。
ただの恋じゃなくて、“創ること”で繋がる2人。
服を通じて心を縫い合わせていく感じが、静かで深い。
長野さんと藤林さんの演技が、まるで音楽みたいに噛み合ってた。
お互いの孤独を、少しずつデザインし合ってる。
第1話なのに、すでに“運命”が見えてる。

まとめ

『PUNKS△TRIANGLE』の第1話は、感情も映像もファッションもすべてが“過剰で完璧”。
千明(長野凌大さん)のピュアさと、アイ/江永(藤林泰也さん)の二面性が交錯して、息ができないほど美しかった。
あのタバコの煙の一筋が、2人の関係のすべてを物語ってる。
推しと推されの境界線が、溶けていく。
「ドキドキする」って言葉じゃ足りない、感情の爆発。
これ、ただのBLドラマじゃなくて、恋と創作の“芸術”。
(ほのりん)