最初は家族の話で胸が締めつけられて、そのまま重たいサスペンスに入っていく流れかと思ったら、終盤で一気に方向変わって思考が追いつかなくなった。
早瀬陸(鈴木亮平さん)が背負ってる覚悟の重さだけでも十分なのに、そこに突然の出来事が重なって、安心できる場所が本当にどこにもない感じが強まる。
静かに進んでた物語が、最後の数分で急に牙をむいてくるの、心の準備が間に合わなくて余韻がずっと残る回だった。
顔を変えて生きる決断がもう限界レベルで重い
妻殺しの罪を着せられた早瀬陸(鈴木亮平さん)が、真犯人を探すために別人として生きる選択をするって設定だけで、精神的にかなり削られる。
家族も過去も置いていくって言葉にすると簡単そうなのに、実際は全部を切り離す行為で、その覚悟を背負って歩く姿がひたすら苦しい。
手術後に儀堂歩として動き始めた瞬間から、鈴木亮平さんの表情が別の人生に切り替わってるのが分かって、同じ顔なのに空気が違うのが怖いくらい。
正義のためとはいえ、どこまで自分を削ればいいのか分からない状態で進む感じが、見てる側の心にもずっしり来る。
ステーキハウスの個室が静かすぎて逆に怖い
裏組織の代表・合六亘(北村有起哉さん)に呼び出される場面、場所がステーキハウスの個室っていうのが逆に不穏で落ち着かない。
ガーリックライスを振る舞いながら穏やかに話す合六(北村有起哉さん)のテンションが一定すぎて、何が起きてもおかしくない空気が漂ってる。
そこに幹部たちが揃って座ってる構図も、逃げ場のなさが視覚的に伝わってきて、画面越しでも胃がきゅっとなる。
食事の場なのに、誰もリラックスしてない感じがして、会話の一言一言に変な重みが乗ってるのが印象的だった。
スプーンが震えた瞬間に全部察してしまう
金の話が出た時、安藤(津田篤宏さん)だけスプーンが震えてるのが映った瞬間、あって声に出さずに「あ、これ…」ってなる。
本人は必死に否定してるのに、周囲の空気がもう決まってる感じで、逃げ道がないのが見ててつらい。
津田篤宏さんの安藤、普段のイメージと違って真面目で怯えた雰囲気が強くて、そのギャップが余計に胸に来る。
そして背後から冬橋航(永瀬廉さん)に殴られて倒れる流れがあまりにも突然で、理解する前に場面が進んでいくのがきつい。
引きずられていった先で銃声だけが響く終わり方、直接映さないのに状況が全部伝わってくるのが逆に怖かった。
まさかの早すぎる退場で信頼感が一気に崩れる
幹部の一人として出てきた安藤(津田篤宏さん)が、ここで消えるとは思ってなくて、物語の容赦なさを一気に突きつけられた感じ。
重要人物っぽい配置からのあの展開だから、誰が安全か全然分からない世界だって一瞬で理解させられる。
早瀬(鈴木亮平さん)も完全にアウェー状態で、味方だと思ってた人たちの中にも何があるか分からないって状況がより濃くなる。
こういう形で退場が来るなら、この先も安心できるキャラいないんじゃって不安がずっと残る終わり方だった。
まとめ
第1話は、早瀬陸(鈴木亮平さん)が儀堂歩として生き直すだけでも十分重たいのに、裏組織の世界の残酷さが一気に見せつけられて、気持ちが追いつかないまま終わった。
合六亘(北村有起哉さん)の静かな圧と、冬橋航(永瀬廉さん)の迷いのなさ、そこに巻き込まれる形で消えた安藤(津田篤宏さん)の存在が、このドラマの温度を一瞬で決めた感じがする。
誰が味方で誰が敵なのか分からないまま、正義のために嘘の人生を生きるって構図が、これからどこまで追い込まれていくのか想像するだけで落ち着かない。
静かなシーンほど緊張が強くて、見終わったあとも頭の中であの個室の空気が残り続ける回だった。
(みかんてぃ)

